1948年
【冬】サンモリッツ冬季大会(スイス)。
【夏】ロンドン大会。日本とドイツは招待されず。

 

(1949年、中華人民共和国成立。全米選手権に招待された日本の水泳選手・古橋廣之進は「フジヤマのトビオ」と呼ばれた)

 

1952年
【冬】オスロ冬季大会(ノルウェー)。
【夏】ヘルシンキ大会(フィンランド)。

 

1956年
【冬】コルチナ・ダンペッツォ冬季大会(イタリア)。
【夏】メルボルン大会(オーストラリア)。中国が台湾問題を理由にボイコット。

 

(1958年、星飛雄馬を高校に入れるため、星一徹が東京五輪に向けた道路工事の日雇い仕事に全力を尽くす決意)

 

1960年
【冬】スコーバレー冬季大会(アメリカ)。
【夏】ローマ大会(イタリア)。中国が台湾問題を理由にボイコット。

 

(1961年、日本女子バレー=排球チームが「東洋の魔女=The Oriental Witches」と呼ばれる)

 

1964年
【冬】インスブルック冬季大会(オーストリア)。
【夏】東京大会。柔道では日本は3階級を制覇したが、無差別級でオランダのヘーシンクに敗れる。『柔道一直線』の一条直也の父はこの大会で敗れ、死亡。中国が台湾問題を理由にボイコット。

 

1968年
【冬】グルノーブル冬季大会(フランス)。
【夏】メキシコ大会(メキシコ)。当時、巨人に在籍していた速水譲次は出場を期待されていた(アニメではミュンヘン五輪の候補)。中国が台湾問題を理由にボイコット。

 

(1970年、バレーボール世界選手権で、鮎原こずえが所属する日本代表が決勝でソ連に敗れ、準優勝。鮎原は最優秀選手賞)

 

1972年
【冬】札幌冬季大会。
【夏】ミュンヘン大会(西ドイツ)。中国が台湾問題を理由にボイコット。
(番場蛮が巨人で活躍。在籍は70年ドラフト後~74年下半期)

 

1976年
【冬】インスブルック冬季大会(オーストリア)。日本は入賞者なし。渡部絵美初出場。
【夏】モントリオール大会(カナダ)。女子体操でルーマニアのナディア・コマネチが10点。中国が台湾問題を理由にボイコット。(星飛雄馬が右腕投手として巨人に復帰。79年に引退、二軍コーチに)

 

1980年
【冬】レークプラシッド冬季大会(アメリカ)。渡部絵美6位入賞(前年世界選手権で銅)。
【夏】モスクワ大会(ソビエト)。アメリカ、日本など、ボイコットした国多数。中国もボイコット。

 

(1980~83年、『コロコロコミック』に勝木一嘉『金メダルマン』連載)

 

1982年
【冬】サラエボ冬季大会(ユーゴスラビア)。
【夏】ロサンゼルス大会(アメリカ)。山下泰裕(1957~)金メダル。瀬古利彦(せことしひこ、1956~)出場。宗兄弟(茂と猛、1953~)も出場し、宗猛が4位。カール・ルイス(Carl Lewis、1961~)が4種目で金メダル。

 

(1986年、チェルノブイリ原發事故)

 

1988年
【冬】カルガリー冬季大会(カナダ)。スピードスケート500メートルで黒岩彰(くろいわあきら、1961~)が銅メダル。八木沼純子出場。伊藤みどり5位入賞。
【夏】ソウル大会(韓国)。1936年ベルリン大会の金メダリスト・孫基禎が聖火ランナーを勤めた。カナダのベン・ジョンソン(1961~)が優勝したが、ドーピングで金メダル剥奪。

 

「五輪を政治に利用してはならない」とよく言われる。確かにモスクワ五輪ボイコットのとき、選手たちは「なぜ、スポーツに政治を持ち込むのか」と落胆していた。しかし、中国は台湾問題を口実に、何度も五輪をボイコットしていた。なんでも政治に利用しているのは中国のほうであり、北京であれ、東京であれ、誘致はコーチやアスリート(選手)のことなど考えない人たちが政治や経済の都合だけで考えている。

 

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2008年(平成20年)9月15日