こんばんは
京の今宵は、しとしと…ではなく、ザーザーの雨です。
夜の雨、大好きです。雨の音に耳を癒されながらご紹介するのは、こちらです。
「その時歴史が動いた」といえば、ご存知のとおり、NHK大阪放送局が制作し、2000年から2009年まで放映されていた歴史情報番組です。
お気に入りの番組の一つでしたので、終了が決まったときは本当に残念でした。
その「その時歴史が動いた」の、コミック版が発行されていたとは…!
一体、誰が予想したでしょうか!(知らなかったのは、私だけ??)
しかも、なんと、全51冊も出ているんですよ。
詳しくは、こちらをご覧くださいませ。→ ホーム社
このコミック版では、放送された「その時歴史が動いた」の番組内容を、史実に基づいてよりわかりやすく、漫画に編集されています。
私が所持しているのは、その名も「幕末編」です。
内容は、こちら。
・新選組 『新選組参上!—池田屋事件に賭けた若者たち』
・高杉晋作 『奇兵隊決起せよ!—高杉晋作・たった一人のクーデター』
・坂本龍馬 『坂本龍馬暗殺事件—魔の一瞬が歴史を変えた』
・土方歳三 『土方歳三・北の大地に散る—戊辰戦争 最後の激戦』
・大久保利通 『この難を逃げ候こと本懐にあらず—改革者・大久保利通 暗殺の悲劇』
・陸奥宗光 『不平等条約を改正せよ—外務大臣・陸奥宗光の決断』
豪華絢爛です。(全504ページもあります)
たとえば、新選組 『新選組参上!—池田屋事件に賭けた若者たち』の冒頭はこちら。
さらに、高杉晋作 『奇兵隊決起せよ!—高杉晋作・たった一人のクーデター』の冒頭。
絵柄は、好みが分かれるかもしれませんが、(私はこのいけめん晋作さんも好きです)
内容は、どの話もさすが、内容の濃いものでした。
活字を読むのはしんどいけど、史実は押さえたいな…というときには、このコミック版シリーズが、よいかもしれませんね!
ちなみに私は、これらの本編と本編の間にあるミニストーリーが、なかなか面白くて好きでした。
たとえば、新選組の近藤さんと土方さんが天国で再会した場面を予想して描いたミニストーリーでは、
近藤さんが土方さんに、もし明治まで生き残っていたら、何をしていたと思う?と問いかけるとか。
歴史の「もしも」は、面白いですよね。