クラブでチーズの盛り合わせ



ワインで乾杯ワイン



だんだんF社長、お酒がまわってきたのか饒舌に



過去の恋愛話?不倫話?等々話出した



ヘェ~



とか



ほぉ~



とか



あいづちを打つアタシ




『で、京姫さんの方は?』




は?アタシ?





このタイミングでか?




 
 さらりと答えた





『ありません。』




え?ないの?ないわけないでしょ?




とF社長が言う




『ないですよ』




そんな雰囲気になったことないの?




『私は2人でお食事も行きますし、口説かれもしますよ。けど、、、』




けど、、、? 




アタシは満面の笑みで答えた




『あたし、人を好きにならないんです』




んなコトないでしょ?!社長は驚いてる




『ホントなんです。なので口説かれも相手は暖簾に腕押しで皆さん去って行かれます』




恋愛したいと思わないの?




『トキメキは欲しいですよ。でも、好きな俳優や芸能人もいません。』




じゃあ、アッチの方は?好きな人じゃないとデキナイってこと?




『そりゃそーですよ』




と、言うよりこっちはホルモンがないのだ




じゃ、結婚してご主人だけなんだ?!




『そりゃそーですよ』




そう見えなかったのかアタシ、、、





てか、いつからソンナコトしてないんだアタシ、、、





じゃ、僕が相手ならどうなります?




ストレートに言ってのけた




『どーにもなりません』





ふーんみたいな顔をしてる彼





きっとなんでも手に入れて来たんだろう





自信ありげにアタシに提案を





『じゃあ、こうしましょう✨』





                つづく



✳︎どうぞ旦那と息子が読んでませんように(祈)