管理されている不動産屋さんからの依頼で、アパートの1室で漏水しているので

調査と修理を頼まれました。

 

1年ほど前に別の部屋で漏水調査及び修理を行いましたが今回はまた違う部屋とのことでした。

入居者様が午後から仕事とのことで午前中から調査開始です。

 

 

 

窒素と水素の混合ガスをメーターにセットします。

トレーサーガスとも言います。

 

ガスを送り込んだら台所や洗面、風呂場などの蛇口を開放し管内の溜まった水を逃がします。

およそ管路内にガスが送り込まれたら調査開始です。

漏れている箇所があれば手元に持った探知機が音と数値で反応します。

 

 

開始から5分程で探知機が反応しました。

各戸のメーターからそれぞれ1本づつ基礎の外周沿いに配管されておりますが

この写真の角で反応致しました。

 

 

場所が分かれば掘削開始です。

 

 

御殿場市は深さ50cmで埋まっておりますので堀りがいがあります。

パイプに届く前にシューシューと音を立てながら噴きだしていましたので間違いないですね。

グレー色のエルボから噴きだしていました。

いわゆる針1本分くらいのピンホールの穴が開いてしまったんだと思います。

左に見えてる紺色のパイプはどなたかが直した跡でしたので以前他の部屋でも漏れたのが分かります。

 

同じようにエルボの前後をカットし今の新築で使う紺色のHIVPで直しました。

1時間ほど糊の渇きを待ってから通水します。

 

完全にメーターも止まり入居者様も安心して下さいました。

 

 

今回のトレーサーガス式漏水調査が1番最新の調査方法になります。

以前のように配管ルートを想定してむやみに掘ったりは致しません。

そこが漏れてなければ次を掘ってと繰り返していたら穴だらけになります。

 

当社では漏水発見後の修理も問題なく対応しております。

漏水箇所が分からない方、誰に頼んだら良いか分からない方、

是非ご相談下さいませ。