読者の皆さんこんにちは。

 

現在メンタルがボロボロにやられているのですが、前回記事のつづきを書きたいと思います。

(前回記事はこちら)

幼少期から「清貧」を是とする親に育てられた私は、社会人になるとその反動でお金を浪費しただけでなく、親からの徹底的な「刷り込み」により、「株は危ない、投資はギャンブルのようなものだ」と思い込み、「定期預金」、「学資保険」、「個人年金」といった、「詐欺同然の商品」に手を出し続け、ついこの間まで「資産形成」というものをまったくしてこなかった。

 

本当に「生きているのが恥ずかしくなるレベル」であり、これは「私の人生最大の失敗」であったといってよい。

 

このような「後悔」に対して、「恨み」を晴らすべく、私はあることを考え出した。

 

 

それは、「信用取引」を使って、お金を増やすスピードを加速させるということである。

 

信用取引について知らない方に、少しだけ説明しておくと、(注:素人が全くの素人に説明することが目的なのでその前提で読んでください)

通常、株式を購入するには、当然それと同額の現金が必要となる。

証券口座に100万円の現金を入れた場合、購入できる株式(現物株)の限度は100万円である。

 

ところが「信用取引」を使うと、証券口座に現金100万円しかなくても、約300万円までの取引が可能となるのである。これが俗にいう「レバレッジをかける」という状態である。

 

この「信用レバレッジ」は、儲かったときのインパクトはデカいが、暴落に見舞われたときのダメージは悲惨なものとなるので、少なくとも株運用を始めたばかりの素人が手を出すべきものではない。

 

しかし、私が信用取引でやろうとしたのは、そんな危険なレバレッジ取引ではなく、「買ってすぐに売る」という、いわゆる「デイトレード」と呼ばれるものだった。

 

2025年の12月初旬、たまたま有給を使って会社を休むことがあり、最初は軽い興味で「どんな感じか試してみようかな」と思って、「デイトレード」をやってみた。

 

今から思うと、最初は「小型株」で「値動きのそんなに激しくない銘柄」で実験してみるべきだったが、なぜか私はいきなり「大型」のしかも「値動きの激しい銘柄」でいきなり「実戦」に挑むこととなった。

 

最初に使用した銘柄は、ソフトバンクグループ(9984)である。

 

この銘柄、12月下旬に株式分割し、現在は4400円付近の株価となっているが、株式分割する前はその4倍の16000円~17000円くらいの銘柄(単元株だと160~170万円)だった。

 

半導体株やAI関連株は1日の中でも値動きが激しく、ある意味、デイトレードにはうってつけの銘柄である。

 

恐るおそる100株買って、祈るような気持ちで画面を見ていると、数秒で+数千円~▲数千円の間を激しく行き来した。

 

ヤバいな、これ…。

 

そう思いながらしばらく画面を見ていると、まるで階段を上るように株価が上昇し始め、ものの数分もしないうちに+10,000円となり、ここで約定。

 

これがデイトレ1日目の結果だった。

 

有給をとったのはこの1日だけだったが、それ以降も、少しデイトレをしてみようと考えた。

 

とはいっても、普段の日は仕事があるので、時間中はチャートを見ることも取引することもできない。

 

そこで、

・フレックスタイムが使える日

・出張や職場間の移動時間

・昼休み(後場の開始直後)

に限定して取引してみようと考えた。

 

平日の取引のやり方は、上記の短い時間内で、購入(信用買い)→決済(返済売り)まで完了させるか、あるいは「買い」をしたうえで、指値(利確ライン)と逆指値(損切ライン)を設定しておき、夜に仕事が終了してから結果を確認するというものだった。

 

そして、12月、トータル10日間行ったデイトレードの結果は、+17万円だった。

 

マイナス37,000円を出した日もあったが、プラス50,000円を超えた日もあり、トータルでは上々の出来だった。

 

ちなみに取引をした10日間のうちのラスト2日は、12/29と12/30であり、早めに仕事を切り上げて年末年始休暇に入っていたため、自宅で終日相場にはりついて取引をおこなった。

(このことは昨年末の公開記事でも書いたと思う)

 

この2日間は、1日でトータル1億円くらい取引したと思う。

というと、すごい金額なように見えるが、150万円級の銘柄を1回売買すると1往復で300万円。これを33回繰り返せば1億円に達する。

 

常時値動きを見ていられたので、15,000円で買って15,005円や15,010円で売るということを繰り返し、小さな利益を積み重ねていくとう方法だったが、買った直後に上がらず下がり始め、1000円の利益×5回、5000円の損失1回みたいな感じで、あまり儲からなかった。

 

このやり方は「スキャルピング」というらしい。

短期トレードにもいくつか手法があり、主には次の3つに分類される。

 

◆スキャルピング

 数秒から数分で売買を繰り返し、小さな利益を積み上げていく手法

◆デイトレード

 1日の中での値動きを使って利益を出す手法(基本、1日完結型)

◆スイング

 数日~数週間跨いで保有し、翌日のギャップアップやギャップダウンを使って利益を稼ぐ手法(寄り付き付近はおかしな値動きをすることが多く、一瞬で暴騰したり暴落したりすることがあるので、それを活用する)。1日の中で損切しなくていいメリットがある一方、取引時間外のバッドニュースや夜間のアメリカ市場の動きなどを受けやすく、「睡眠障害」の一因となる。

 

12/29と12/30の結果は、それぞれ+10,000円、+28,000円と、普段の日にテキトウに指値を設定してその後放置プレイした状態と、結果はほとんど変わらなかった。

 

常時相場にはりついていれば儲かるってもんではないんだな・・・

すぐに利益確定してしまったり、余計なところでポジションをもってしまって損切を余儀なくされることもあるからな・・・ 

というのが、2日間、朝の9時から昼の15時までやってみた感想であった。

 

そこで、年が明けてからも、12月の普段の日と同様の方針で、デイトレ+スイングを続けようと考えた。

 

先ほど述べたとおり、取引できる時間は、

・フレックスタイム利用可能時

・出張や職場間の移動時間

・昼休み(後場の開始直後)

の3つであり、これらの時間に集中的に取り組むこととなった。

 

そして、1月のデイトレ結果は・・・

+73万5千円という驚くべきものであった。

 


この73万円という金額について、どう思われるかは人それぞれだと思う。

 

しかし、幼い頃から「貧乏家庭」で育ち、現在も会社からもらう「給与」以外に収入を得る手段を持たない私にとっては、画期的な出来事であった。

 

ここで、これがどのくらいインパクトがあるものかを説明したい。

 

株の売却益には一律20.315%の税金がかかる。

上記の73万円5千円というのは税引き前利益であるから、税引き後だと約59万円ということになる。

 

この「手取り59万円」という金額であるが、給与収入で稼ごうとすると、額面85万円くらい必要となる。

 

だがこれは、一人の人が新たに稼ぐ場合である。

 

もし私自身が、自分の今の収入の上に、手取りで59万円増やそうと思うと、額面+85万円どころでは済まない。

給与所得は累進課税であるため、給料が上がれば上がるほど所得税は多くぶんどられる。

試算したところ、私が会社からもらっている給料の上に給料X万円を追加でオンした場合、所得税・住民税・社会保険料で半分くらい持っていかれ、手許には0.5X万円しか残らない。

 

ここから逆算すると、1月にデイトレで稼いだ73万5千円(税引き後の手取り59万円)を「給料」で稼ごうとすると、59万円÷0.5=118万円…

 

つまり、額面で今の月収から+120万円ほど給与UPしなければ実現できないのだ。

 

これは、部長待遇どころか事業部長待遇すら超え、我が社では「役員」にならなければ届かない。

 

「一般の社員」としてこのレベルの金額を稼ぐとなると、それは「三菱商事」くらいである。

 

つまり私は、「三菱商事」に転職したようなものだ。

 

そして、「三菱商事」に転職したからには、「三菱商事」の社員として相応しい生活を送るべきであると考え(笑)

1月下旬、

◆ホテル阪急インターナショナルの中華

◆ラ・スイート神戸のフレンチ

◆サンクチュアリーコート琵琶湖の宿泊

など、普段なら躊躇する予定を立て続けにぶち込み、家族へ「還元」した。

 

 

今から振り返ってみると、この1月下旬が「絶頂期」であった。

 

実際、1月第4週、第5週の私の「デイトレ」は、神がかっていた。

 

移動時間中や昼休み中に「成行」で買って、指値(利益確定ライン)を設定すれば、ことごとく的中した。当日中は上がらず、含み損のまま翌日に持ち越しても、翌日は必ずプラスで売れた。

 

この2週間にとった作戦は、「損切しない」というものである。

 

というのも、12月や1月の第2週、第3週に、逆指値(損切ライン)にギリギリでタッチして「損失確定」した後、切り返してプラスに転じるというケースが散見されたからだ。

 

今、日本株は、間違いなく上昇局面にある…

自ら損切しない限り、絶対にプラスを取れるのではないか…

 

私はそう考えた。

 

名付けて「損切するやつ負け組理論に基づく利益確定法」である(笑)

 

この作戦は、1月第4週、第5週は的中しまくり、この2週間はほぼ損失を出さずに、1週間で+30万円を連発した。




ここで、この1月に主に使っていた銘柄をお伝えしたい。

 

東芝から独立した半導体メーカー、キオクシアホールディングス(285A)である。

 

NAND型フラッシュメモリの分野で世界トップシェアを誇る会社であり、昨年11月に高値をつけた後、一度落ち込んだが、12月後半から盛り返してきていた。

そして、株価の動向うんぬんより、この会社は今後間違いなく伸びると思った。

 

実際、1月に入って、キオクシアホールディングスの株価は毎日信じられないくらいのペースで上がり始めた。

私は「長期保有」ではなく「デイトレード」又は「スイング」でやっていたため、上昇幅の半分くらいしか拾うことができなかったが、それでもこの銘柄の株価上昇の恩恵を十分すぎるくらい受けることができた。

 

毎日が楽しかった。


月曜日が来て、「今日から仕事始まるな」という憂鬱な気持ちが襲ってきても、「今日も金を拾えるぞ」という気持ちで「相殺」することができた。

 

そして、私のやり方は、移動時間や昼休みに買って、指値(利益確定ライン)を設定してあとは放置というやり方だったので、仕事にも全く影響しなかった。

 

本当に「相場には金が落ちている」ような感じだった。

 

世間では、素人がデイトレしても9割は負けるなどと言われているが、そんなわけはない。

株価がヨコヨコで推移している場合、短期トレードの理論的期待値は「プラスマイナスゼロ」である。

(※手数料や信用借りの金利は除く)

素人が「負ける」のは「不必要な損切」をしまくるからであり、含み損を耐えしのぐ「メンタル」さえ持っていれば、かなりの高確率で「勝ち」で終われるはずだ。そう考えた。

 

また、世の中には専業トレーダーが「チャート分析」だの「ファンダメンタル分析」などやっているが、それでいて「9割は退場する」のであれば、そのようなことをしても「無駄」であり(笑)、

「フジクラ(5803)」や「キオクシア(285A)」といった「強い銘柄」を見つけて「損切するやつ負け組理論に基づく利益確定法」を実践することが唯一絶対的な勝ち筋であると思い込むようになった。

 

しかし、その幸運は長くは続かなかった。

 

2月2日(月曜日)、この日はその前日にアメンバー限定記事で「三菱商事へ転職!」というタイトルの記事をぶちかまし、何名かのアメンバーからコメントをいただき、また休日のうちにテレワークで翌週の仕事の準備をけっこうやり進めていたこともあって、非常に気分が高揚した状態で週明けを迎えることとなった。

 

そして、寄り付き前に仕込んだ指値が見事にヒットし、午前中の時点では数万円の利益が出ていた。

 

次に確認できたのは昼休み。

 

このとき、逆に数万円のマイナスに転じていたが、どうせまた戻るだろうと楽観視していた。

 

ところが後場が始まると・・・

 

----以降は明日以降の更新となります----

 

アメンバーの皆さんには2月第1週目に起こったことまで書いていましたが、それ以降、さらに余計なことをしてしまい、マジで悲惨なことになりました…。

 

つづき、乞うご期待ください!