前記事に書いた
物件デートを数回重ねていると、
とある土曜日、
京大くんは条件に見合う物件を
見つけました。
めずらしく電話がかかってきました。
「ねぇ、ここどう思う？」
不動産屋さんに条件を伝え、
数件探してもらうのが
普通だと思うのですが、
京大くんの緻密すぎるエクセルを見て、
不動産屋さん、びっくり
「気になる物件を見つけたら
連絡ください。」とお手上げ
当時、京大くんは
地方都市勤務だったため、
好物件は私が見に行くことになりました。
立地、価格、もろもろいい。
リフォームしてない分、
値引き交渉できるし、好きに
リフォームできる。
「かなりいいよ。」と私。
「わかった、明日見に行く！」
プロポーズも受けていないのに、
あれよ、あれよという間に
物件仮押さえ、ローン契約の日が
決まっていきました。
京大くんもまずいと思ったのか、
ローン契約前日、
今、ある意味話題のニューオータニに
宿泊することになりました。
ちょうどバレンタインのときでした。
バレンタインだからというより翌日
雪予報で地方都市に住んでるから
帰れないという理由なんですが
でも、都内出張で飲み会帰りだった
京大くんは酔っ払ってしまい、
爆睡に終わりました
「あかん、
バーに行く予定やったのに。」
ローン契約後、
夜メールが来ました。
「次は3月○日に会おう！
いちおその日にプロポーズする
つもりです。よろしく！！！」
って、、、
メールで言っちゃってるよ
当日もなかなか言い出せず、
別れ際、私がカーディガンをお店に
忘れて取りに行っている間、
新幹線の最終に間に合わないかも！
となり、慌てて東京駅に
向かってしまいました。。
結局、深夜メールがきました。
「結婚しよう！よろしく！ほな。」
この人と一緒にいたら
飽きないだろうなと思い、
その思いは裏切られることがなく、
今も日々驚きの連続です