Firenze and Paris

Firenze and Paris

イタリアとパリの旅行記

Amebaでブログを始めよう!

パリは3日目となった。

1日目はホテルチェックインの後、セーヌ川を往復する船で辺りを観光し、2日目は友人夫婦とモエシャンドンを観光。3日目の今日はパリ市内を観光に入れていた。初めての場所なら乗り降り自由の観光バスがお勧めだ。私はどこへ行っても初めての場所であれば乗り降り自由のバス観光をする事にしている。地図を片手にバスやタクシーで移動は案外お金も掛かり疲れるものだが、これなら主要な場所へ音声ガイド付きで連れて行ってくれるし物凄く楽である。

 

私たちはL'Open Tourのバスで3日間のパスを買う事にした。大体40EUR位。セーヌ川沿いにそのバス停があったので待つ事5分。バスは直ぐに来た。パリ市内50箇所を10分おきに運行しているようなので本当に便利。パリ市内を観光する際にはこのバスに乗って移動をするプランを立てた方が効率がいいと思う。とにかく乗り降りが何度でもできるのだから。

 

先ずコンコルド広場。ルイ16世やマリーアントワネットの処刑場。

 

この日は気温が低く、2階建のバスの上にいたので寒くて震えが止まらない。持参していたショールをかぶり、彼から手袋を借り何とかしのいだ。

 

凱旋門へ向かった。

ああ、パリにいるんだなあ。

画像はバスのガラス越しに撮ったのでちょっと汚い。

 

エッフェル塔に行く途中、音声ガイド(日本語)による説明を聞いていた。

その中で聞いたエッフェル塔で起きた悲劇な事件については今でも忘れる事が出来ない。

 

昔、ある「開発者」が開発した鳥の羽の様なパラシュートの効果を証明する為、当時一番高い建造物であったエッフェル党から飛び降りる事を宣伝し、メディアが集まる中飛び降りたがパラシュートの効果は無くそのまま下へ落下して亡くなったという話である。それだけならあまり心に残らなかったが、ガイドでは「飛び降りる前、その瞬間を待ち受ける取材班達に向けて彼は振り向いた。それは後悔をしている様な表情だった」と説明していたからだ。失敗するのを知っていたんでしょう。

 

エッフェル塔ではバスから降りて上まで登ったのだが、その話が頭から離れず周りを歩いていても「ここから飛び降りたのかな。。。」と思うばかりであった。

 

どこへ行っても観光地には物売りが多い。

ここでもエッフェル塔のキーホルダーや置物等を売る人達でいっぱいだ。

そういう人達を取り締まるポリスはイタリアでは見なかったが、パリではその辺厳しいのか、自転車に乗るポリスに追われて逃げる人達を何度か見た。

 

橋のたもとにある金色の像。豪華。。。

 

オペラ座

 

とりあえず本日のパリ見学は終了。

ホテル近くのセーヌ川沿いで降り、ゆっくり散歩をする事にした。

 

美しいノートルダム寺院。ここには夜のパイプオルガンコンサートへ行く予定である。

 

夜は8時頃まで明るいので1日が長い。

セーヌ川に軒並み並ぶキオスクを除いてみる。

古本、レコード、ポスター等がある。

何か買いたくて色々物色してみるが、結構高い。

どれだけ価値があるのかもわからなかったし、買わずに終わった。

 

私達が宿泊先を決めた場所はサンジェルマンデプレで、お洒落なショッピング街や美味しいレストランが沢山あり、治安も良いとの事。実際歩いてみると小さな小道にさえお洒落なお店が沢山ある。どんな小さな店も予約無しでは入れない事が多い。

 

ホテルへ続く道。こんな所に洒落た店が幾つもある。

 

ホテル前。

 

お腹が空いたのでホテル周辺を歩いてみる。

パリの食事開始は遅い。ランチは午後1時頃から混みだすし、ディナーは6時前は空いていない場所が殆ど。カフェは1日中空いているけど、ディナーのメニューは6時にならないと出てこない場合が多い。混みだすのは夕方7時過ぎ。パリの就業時間は遅いんですかね?

 

イタリアもパリも喫煙者がすご〜く多くて、パリのカフェでは外の席は喫煙者ばかりである。子供も親と一緒に座っているのでさぞかし煙いだろう。

カフェの外の席は道路側なので、よって私達は煙の中を歩く事になる。

店頭には季節の牡蠣が置いてある店が多い。私は牡蠣が食べたかったのでその中の一軒に入った。

 

牡蠣の盛り合わせ。3種類の牡蠣がある。どれも美味しかった。

 

ステーキとフレンチフライ。

奥はサラダ。これ、美味しかったな。

 

たらふく食べて満足。

 

そうそう、パリのカフェで人種差別されて窓際の席に座らせてもらえなかった、という日本の有名人の話をパリへ行く前に聞いた。それ意外にもパリでは人種差別が強く、白人以外はレストランの奥に案内される事がある、という話も聞いた。

 

さて、どうなんでしょうか?

私達はタバコの煙が嫌で中にしか座らなかったけど、窓際には案内されたし、人種差別を感じる場面は一度もなかった。それどころか皆親切だった。最後の日に行ったチーズ屋さんの店員は、英語があまり得意でないらしく、知っている単語を一生懸命使って説明してくれた。時間外に行ったため、朝食メニューがなかったカフェでは、まだ大丈夫だから、と朝食を作ってくれた。

 

大変残念ながら人種差別はどこにでもあるので、運が悪かったんでしょう。

ハワイでも人種差別主義の白人はいるので、そういう人達にアロハと言っても無視されるだけですね。

 

さあ、明日はいよいよ教会でウェディングです。