それに対してデメリットですが、為替市場の1日の変動幅があまり大きくないため
儲けることの出来る額が少ない、ことが挙げられます。
また、資金効率のよさは、デメリット側にも働きます。
勝率よりも負け率が高ければ、資金はどんどん減っていくことになるのです。

まずメリットですが、資金効率がいいため
勝率がよければどんどん資金が増えていくことです。
また、大きなニュースにあまり振り回されずに済む
ということも挙げられます。
為替市場は、世界中の様々なニュースに振り回されます。
その日のうちに買って売ってしまうデイトレードなら
このリスクを最小限に抑えることが出来るのです。
さらに、ポジションをホールドすることによって
生じるストレスの心配もありません。
明日はどうなるんだろう、心配だ、といった悩みに
さいなまれることはないわけです。

デイトレードとは、その日のうちに売買を終了させる、というのが定義です。
最近では30分以上ポジションを持っていれば、もうデイトレードではない、
という風にも言われていますが
基本的には“1日内の売買取引”という考え方で間違っていないでしょう。

為替相場は24時間動き続けているので
午前中から午後にかけて取引されている株式市場や先物市場などと違い
誰にでもデイトレードができるといえます。
それでは、為替のデイトレードのメリットとデメリットを見ていきましょう。

ぜひ、現実のお金を損することを体験してほしいのです。
1000通貨で取引して、仮に120円のドルが119円に下がったら1000円の損。
大きいですよ。立派な昼食分です。5000円なら酒が飲めます。
5万円の損なら、悔しくて発狂しそうです。もったいない!


5万円を損するか、得するか。
売りボタンか買いボタン、どっちをクリックするかで運命が決まります。
その決断の重みを、できるだけ早く体験して下さい。
そういう意味で、失敗しても被害の少ない1000通貨取引。お勧めです。
参入したてで損をしたらすごい勉強になります。

通常、取引の単位は1万通貨です。
できれば最低1000通貨という業者で開始しましょう。
1000通貨というのはドルなら1000ドル。正価で買っても10万円台です。

1000通貨の取引に対する証拠金は高くても1万円とか、5000円だと思います。
割合気楽に取引できるし、大失敗しても1万円以内の損失ですむはずです。
その代わり、儲けても数千円かもしれませんが
まだ初心者なのですから、この程度から開始するのが安全です。

さて参入です。
参入ですと言われても、何をどう取引したらいいのか、
簡単に決められる人なんていません。
しばらくは呆然とチャートを眺めていると思いますが
あちこちのサイトで偉そうな人たちが何やらさかんに能書きをたれています。
誤解しないでくださいね。悪意はないです。


ただどんなに立派そうな解説をしていても、所詮は能書きに過ぎません。
あなたが損したからといって、誰かが保証してくれるわけじゃないんです。
アナリストやFPやら評論家のみなさん
もし本当に当たるんなら黙って自分で取引しているはずです。
故に対専門家の鉄則が成立します。
すなわち「専門家の分析・読みはけっこう参考になる。
しかし絶対に信用してはならない」です。

ひとつ覚えておきたいのは、ポジションの管理方式は2つあるということです。
これは文字だけ読んでも理解が難しいと思いますが
実際にその業者を使ってみるとすぐわかります。


たとえばドル円を118円で1万ドル買いました。
次の日に安くなったので117円で1万ドルを買い増ししました。
こういう場合、自分の持っているポジションを確認してみると、


・業者A=「118.00 買い 1万」「117.00 買い 1万」と表記
・業者B=「117.50 買い 2万」と表記


Bタイプの場合、ドル円買いという同じ種類のポジションは
平均化して管理しているわけです。


どちらが良いとか正しいということはありません。
ただポジションの考え方が異なっているので
両者のタイプの業者を並行して使っていると
けっこう戸惑ったりします。
Bタイプは海外系の取引システムでポピュラーな管理方式です。
国内系ではAタイプが多いようです。

逆に高スワップのボンド円を売るのなら
スワップの少ない業者(マイナスのスワップも少ない)が使いやすいでしょう。
頻繁にデイトレーディングするなら手数料ゼロの海外系業者がいいし
じっくり保有するなら国内大手系がお勧め。
トレードのスタイルによって「良い業者」は異なってくるのです。

実際にFXを取引している人たちで
1社だけというケースは稀です。
ほとんどの人が2社、3社に口座を持っています。
場合によっては5~6社ということもあるようです。
ただし常時4社、5社を活用するのは非常に難しいでしょう。
よくまぁと思うくらい取引システムがバラバラです。
慣れた人でもボタンを押し間違ったり
売るつもりで買ってしまったり
ポジションの管理方法にとまどったりしています。


ですから4~5社に口座を持ったにしても
アクティブに使うのは2社か3社程度。
しばらく使っていると「ここは使いやすい」という業者が必ず発見できます。
あるいは「ここは使いにくい」という業者も出てきます。
たとえばドル円を長期的に買い持ち(ロング)することの多い人なら
高スワップをつけてくれる業者が有利ですよね。

逆に高スワップのボンド円を売るのなら
スワップの少ない業者(マイナスのスワップも少ない)が使いやすいでしょう。
頻繁にデイトレーディングするなら手数料ゼロの海外系業者がいいし
じっくり保有するなら国内大手系がお勧め。
トレードのスタイルによって「良い業者」は異なってくるのです。

まずは取引業者です。
みんな立派な会社ではありますが
だからといって「○○がいい」とは言い切れません。
何があるかわからない世の中ですからね。
絶対の保障はない。また人によって使いやすい
使いにくいと感想も異なります。


どうしてもというなら上場会社にしたら?
という程度でしょうか。
だから絶対に推薦とは言えませんが
少なくとも倒産の危険性は少ないでしょう。
というより、最初はあまり拘らなくてもいいのではと
個人的には思います。
とりあえず一社を決める。
全額ではなく、資金の半分とか3分の1を入金してみる。
もし使いにくかったらすぐ口座から引き出す。
そんな程度の感覚の方が正解と思います。