タイトルは[Hits Acoustic & Rarities]
昨年末にアメリカで発売されて日本でも輸入盤が買えるのは知っていたがなんとなく今まで買おうという気が起きなかった。
タイトルのアコースティックという文字が引っかかっていたのも事実。
しかし、友人のSooさんがNIGHT RANGER Fan Pageの掲示板に
「"Close your eyes"は円熟されていて、本当に良い雰囲気！泣きそうです、マジで！」
と書いてくれたので興味が出てきて早速買ってみた。
凄すぎる！
今まで買ってなかった自分が本当に恥かしい
“泣きそう”ではなく本当に涙が出てしまった。
[Sister Christian]のブラッドのギターソロで第１涙流出。
そして噂の「When You Close Your Eyes]の1回目のサビで第2涙激しく流出・・・・
なんかね、高校時代思い出しちゃってさ・・・
なんて素晴らしい曲なんだろう。
世界一いい曲だ！！間違いない。
他も語りつくせないほど素晴らしい。
ベテラン・ミュージシャンのセルフカバーといえば「ロック・イン・アメリカ '97]もそうだけど
「いっちょ、やっちゃいますか！」的なノリでよく言えば新しいバージョン、悪く言えば雑な事が多い。
しかし、このアルバムは違うんですよ。
まるで新人のデビュー・アルバムのように丁寧に演奏してる。
ジャックのボーカルも細部まで気を使っているし、アレンジに関してはほぼ完璧にオリジナルを再現している
ギターソロも同じ。特にジェフは結構アレンジ変えて弾くことが多いけど“完コピ”と言っていいぐらいオリジナルに忠実な指使いしてる。
これはかなり意図的だと思うよ。MIXも再現してるからね。
相当な手間暇かけてるのがわかるね。
[SING ME AWAY]ではジェフはちゃんとレスポールでGソロ弾いているし。
Keyはフィッツではなくてここ数年のメンバーのマイケルなんだけど音色も違和感が無いのはさすが。
「フィッツが弾いてます」って言われても疑わないと思うよ。
彼のそういうところが好きなんだよね。（派手派手音色で目立ちたがり屋のジェシーとは大違い）
なんで[Acoustic]なんてタイトルがついているんだろう？
きっとアコースティック・ギターの[Acoustic]の意味じゃなくて本来の音響って意味なのかな
Good Soundって意味ね。
アコギの曲は[Sister Christian]1曲だけだよ。
それも前述の完璧バージョンの[Sister Christian]も収録されているから完全にオマケ的なあつかい。
最後に2003年12月の渋谷クアトロでの[Don't Tell Me You Love Me]が入ってるけど
これはジャック自ら「ここ数年で一番のLIVEだった」といった2003.12.10の音源じゃないかな？
ナイトレンジャー・ファン、特に昔から聴いているファンは絶対買うべし
損はさせません。
本当にNIGHT RANGERが好きでよかった。。。。。(涙）
収録曲は
1. Don't Tell me You Love Me
2. Sister Christian
3. (You Can Still) Rock In America
4. When You Close Your Eyes
5. Sing Me Away
6. Sentimental Street
7. Four In The Morning
8. Rumors In The Air
9. Goodbye
10. Sister Christian(Acousticバージョン)
11. Don't Tell Me You Love Me(Live in Tokyo）