ここ数年、大晦日の番組でハマッているものがあります。
TV東京(関東以外では見れるのか不明ですが、、、、)で放送してる「ジルベスター・コンサート」
NHKのN響アワーと同じクラッシック音楽の番組なのですがあちらとは全然違う緊張感があります。
年が変わる午前0時ぴったりに演奏が終了するのです。
画面には時計が表示されて見ている方は演奏そっちのけでドキドキしてしまうという本末転倒な企画ですが毎年ぴったりに演奏が終ってます。
演奏が始まる前から司会者の緊張が凄く伝わってきます。
そりゃそうです、進行をミスったら時間通りに演奏が終りませんから。
おそらく指揮者の手元にはスコアの隣に時計が置かれていることでしょう。
そのスコアにも「ここで23時56分予定」なんて書かれていることでしょう。
それでも10分以上もある曲を寸分の狂い無くタクトを振る事はどれだけ大変な事か。
指揮者の体内メトロノームの正確さに驚かせられます。
狂って前後3秒程度でしょう。
狙いは前3秒かな
曲の最後は音を伸ばして引っ張る事が出来るのでごまかせます。
逆に演奏が遅くなった時は最後アッチェルでごまかすのかな(笑)
去年はボレロでした。
比較的同じテンポが続く曲なので選ばれたのでしょう。
今年は「歓喜の歌」
有名なベートーベンの第九のあの合唱です。
あまりに定番過ぎる曲なのでちょっと拍子抜けなのですが(もっとマニアックな曲にして欲しかった。。。笑)
合唱が入るって事はより指揮者がテンポをコントロールするのが難しいような気がします。
あの曲は走りそうですし・・・・
みなさんもドキドキしながら年越しを迎えてはいかがですか?
↓番組のHPです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/event/music/silvester2005/