当ブログでのプロレス・ネタは来週の東京ドームで行われる健介-小橋戦まで寝かしておいたのに。
こんな事でお披露目になってしまうとは。
会社で何気なくPCの画面を見たら破壊王・橋本急逝の文字。。。。。
昨晩本当に偶然、部屋の掃除をしていたら昔の雑誌が出てきて橋本の記事を読み直したばかりなのに。
その雑誌は1996年4月29日東京ドームで行われた橋本-高田戦の増刊号。
この試合は橋本が高田を垂直落下DDTで落とした後、三角締めで勝利した。
嫌がる高田を強引に力で持ち上げた橋本。
持ち上げられても、なお抵抗して足をばたつかせた高田。
普通、技を受ける方は怪我をしないように綺麗に投げられようとする。
しかし、当時の高田は今で言うPRIDのような戦いを目指していることもあり絶対に相手の技を受けようとしなかった。
それを強引にかけたものだから技としては非常に“汚い”かかり方となった。
その事がかえってとてもリアルで決まる瞬間は心臓が飛び出るかと思うほど興奮したのを覚えている。
「どうせプロレスはショーでしょ、」とか「なんでロープに投げたら帰ってくるの？」と言う人にこそ
この試合は観てもらいたいと思う。
ロープから絶対帰ってこない高田に橋本が超プロレス技で勝ったのだから。。。。
今でもたまに会場に足を運んでいるがそれはこの橋本が高田を落とした瞬間の興奮をもう一度味わいたいからかもしれない。
しかし、いまだにあの一瞬を越えるシーンにはめぐり合えない。
とても残念だ。