赤ちゃんがICUへ入院し、1週間程過ぎたある日
病院から電話があった。
病院からの着信を見ると何かあったのではないかと心臓がギューッと痛くなる。
だが、その日の連絡は良い知らせだった。
「赤ちゃんが自分の力で呼吸できるようになりました。これからは小児科へ移動し、検査、治療を進めていきます。急ですが明日からお母さんも一緒に入院になりますので、お昼に荷物をまとめて来てください。」
本当に嬉しかった。やっと赤ちゃんのそばにいてあげれる。早く会いたい。
入院は1週間〜2週間程になるとのことだった。
私は幸運なことに出産以外で入院したことがなかったため不安な気持ちもあったが、赤ちゃんの側にいれる嬉しさが勝った。
その電話を受けてからすぐに準備をして
赤ちゃんに会えるのを待った。
翌日、病院へ向かうと移動式の小さなベッドに移された赤ちゃんが待っていた。
顔のむくみはだいぶ落ち着いて生まれた頃の顔に戻っていた。
ただ、ミルクは飲めていなく点滴のみで栄養をとっていたため体重は減っていた。
入院棟へ移動する前にMRI等の検査を受けた。
検査を受けるための説明、署名、検査が終わるのを待つ間また不安な気持ちが押し寄せた。
薬で眠らされた赤ちゃんは検査室へベッドのまま運ばれた。
赤ちゃんは小さい身体で一生懸命生きるために乗り越えてきたんだ。大丈夫。
主人とふたりで励まし合いながら待っていた。
検査を待ったあの地下室はすごく冷たく感じ、
今でも鮮明に光景が思い出せる。
無事検査が終わり、私と赤ちゃんは
入院棟へと案内された。