付き合っての一言はとても大事

それがなくちゃ何も始まらない


物事にはちゃんと順序っていうのがあって

私の中で男女の仲は

付き合っての一言から始まる


付き合ってください

はいわかりました

このやり取りですべてが決まる

これからの未来に色がつく


付き合っての一言もないのに

本能のまま進めちゃだめ

それは体目当てにしかならない

あとでどんなに言い訳したって


くだらないと言いますか

馬鹿みたいって思いますか

何とでも言えばいい

嘘でも構わない

心の契約の証が欲しい

ちゃんと契約を交わしたいの


もしその一言さえあったなら

どんな悩みも乗り越えていけると思えるし

身も心もとことん尽くそうと頑張るし

友達にも親にもちゃんと話せる

堂々とちゃんとすべて話せる


付き合ってと言わせようとすることが

いわゆる恋の駆け引きなわけで

でもどっちが言ったかなんてどうでもいいの

結果さえあれば


ただ私はどちらかというと

相手に言われたい方ってだけ

場合によっては私から言うわ

付き合っての一言を


始まりの一言を

2人の関係を決める一言を

心の契約の一言を

安心という甘くて柔らかいピンク色をした

薄くて軽い鎖の鍵閉めを




大事な大事なことなの

ほうらどうだおいしそうだろう?


これを食べると体が丈夫になるんだ


それにね


真剣に食べ続ければ願いが叶うんだ


どうだすごいだろう


だから食べなさい


ほうら絶対に食べなさい


ぱぱ ちょっと怖い


わたしは食べたくない


そんなの信じられないし


迷惑になってる人たくさん知ってる


わたしは嫌


絶対食べたくない


食べなさい


絶対に食べなさい


ほら食べろ食え馬鹿やろう


わたしは食べない



痛いぱぱやめて


イタイイタイ痛い痛い


やめてやめてやめてやめて







ねえ


うそついて


我慢して


吐きながらでも食べないと


私はあなたに


認めてもらえないの?






お前にはもう期待しない


お前なんかもう知らない


勝手にしろ






ぱぱ


ぱぱの知らないところで齧ってみたの


私なりに考えて


受け入れる努力はしてみたわ


あなたの知らないところで


わたしなりに


頑張って無理して自分殺して


ただあなたに認められたかったから






ほうらおいしそうだろう


ぱぱ


食べてごらんおいしいよ


ぱぱ


これは俺の信念なんだ


私は


どうしてお前はそうなったんだ