筆者は一応mixiをやっているのだが、9日の2軍対ソフトバンク戦、20歳の誕生日だった横田がホームランを打った事ですっかり舞いあがっている関西のマイミクの方がおり「またか…」といつものガックリ感が出た。今のセンター争いに、今の横田が入れるだと?
   長年その方は阪神を見ている筈なのに、どこに目がついているのだろう?もしや今季の1軍に絶望してちょろっと出てくる若手しか楽しみがないのであろうか。

   横田が悪いとは言わない。ただ全く1軍レベルではない。キャンプでしごく大事に手解きされ、ウェスタンの試合で打率が携帯電話でもセンターを任されている球団のご贔屓選手、今の横田はそんな選手。あまりにご贔屓されるが故に伸び悩みが拭えない、同年代に競争相手がいないという悲劇的選手にすら思える。ホームランを打ったとは言え、あの雁ノ巣球場である。

   毎度しつこく書くようだが、どうしてファン、マスコミ、タニマチ連中がこんなに甘やかすのだろう。鳴尾浜には人が押し寄せ、阪神ファンでなければ知らないような選手に次々サインを求める光景が見られる。または、2軍でそこそこやれても1軍ではさっぱりの選手が、ニコニコしながらファンサービスをしている。
   他球団ファンからしてみたら、気味の悪い光景に思わないだろうか?
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    球団はこの時期でも(若干動員数は右下がりだが)来場者が来ることで、高を括っているままだ。筆者など、関東在住だが今年無い金をはたいて甲子園に行こうとは思っていない。幾らご贔屓の選手が観れようとも、一種の応援ボイコットだと思って貰っても構わない。
    また、何人かの選手のファンは、不甲斐なくとも叩く事や叩かれる事を嫌う。筆者は今年東京ドームでとある選手は2軍に落とせばいいと呟いたら、その選手の女性ファンに殴られそうになった。これは実話である。そもそも他球団ファンからみたら、その選手がそんな立ち位置には見えないと言い切れる程なのに。

球団、ファン、タニマチ、マスコミ、全てが此れ程甘やかす球団は他にない。…確かに煽りも12球団随一だと言えるが、それは昔ながらから受け継がれている気質から来るものなのだろう。それも球場の警備の厳格化などによってマナーも向上した昨今は、返って異光景に見えてしまう。

    暗黒ドラフト時代入団した一部選手が、最近の選手にどうでも良い事を覚えさせ、野球という仕事に打ち込まない上下関係に追いやっているのも、若手伸び悩みの一因だ。首脳陣の評価によるところはもちろんあるが、プレーをして結果を出すのは誰なのかと言ったら選手でしかない。

   筆者は一刻も早くこれらの体質を撤廃すべきだと思う。
   何より未だにホーム側の外野席で12球団随一立ち応援すら基本禁止になっているのか。どんな身近な側面からでもいいから考えてみたらどうだろうか?


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   昨日に続き、対ロッテ戦は荒れた。
   8点大量リードそして、藤浪くんの無失点記録が続く中、ハヤタの痛い守備が出て三塁打。つづいて上本のエラーで藤浪くんの無失点記録は途切れた。
   そこから阪神はなだれ落ちていくようにロッテに加点される。藤浪は降板し、変わった高宮も打たれ、とどめは松田から今江の打球はフェンスを登る大和のはるか遠く、バックスクリーンに消えた。
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    まさかの8点ビハインドからの同点。攻撃は30分以上にも及んだ。昨日同様スタンドは騒然となり、テレビで観ていた限り約半分の観客は席を立った。
   同じ事がまた繰り返されるのか。その後の攻撃にも、阪神に覇気は感じられなかった。

   ただ、その後の投手陣は踏ん張った。福原がほぼ完璧に相手打線を抑え、9回からはオスンファンがマウンドに立った。受けるキャッチャーは鶴岡。オスンファンが最も信頼を置く女房役である。
イニング2回の回跨ぎ登板でランナーは出した。ただオスンファンは動揺もなく静かに闘志を秘め、そしてその球を受ける鶴岡さんの目は死んでいなかった。さあ、自信を持って。最高の球を投げて来いと言わんばかりの、マスク越しの光は、さすが球団を渡り歩いてきた経験の積み重ねだった。
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そして、それが結実した。まだ攻撃は残されている。ワンアウトの後に俊介がツーベース、狩野が四球、そして坂がヒットで繋ぎ鳥谷。
ヒットがこの日なかった鳥谷は犠牲フライを放ち俊介がホームに還りサヨナラとなった。
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試合内容は褒められたものではない。采配云々の前に、与えられたチャンスをものにし、結果に繋げるのは、あくまでも選手である。首脳陣への風当たりは強いし、筆者ですら?の付くところはあるが、借金1桁で解任や更迭を望んでいたら、いくら監督候補がいても足りないのではないか?真弓から和田に変わった時の事を、もう忘れているのかと言いたい。

結びだが、野球は全員でやるもの。それをまざまざと見せつけられ、深く考えさせられた試合だった。
 

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2日の対ロッテ戦で、誰があのような結末を迎えると思っていただろうか。1点リードで迎えた9回表ツーアウトから満塁のピンチを作って、ロッテ角中勝也のグランドスラム。殆ど暫く動けず呆然としていた野手陣の中にあって、マウンド上のスンファンは悔しさを静かに抱えたかのように立ち尽くしていた。

後述することもあるが、ここは打った角中を褒めるべきだ。完全にバッテリーミス、つまり角中の読み勝ちだったということだ。角中に対する鶴岡さんの配球は強気すぎた。同じコースに要求し続けてファールの連続だった。あそこはストライクを確実に取れていたインローか、もしくは思い切って落とすべきだったと思う。リードの攻めの単調さも一因だったろう。これは相手を誉めて然るべきだと思う。
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そして、満塁弾の直後阪神ファンが次々とグラウンドに物を投げ入れ、試合が一旦中断された。このことが一番恥ずべきものであり、してはならない事だ。何に対して怒りたいのか。確かにスンファンは救援に失敗した。だからと言って、モノを投げ入れて良いという理由にはならない。

ロッテは最後まで諦める野球をしなかった、ただそれだけのことだ。阪神は7回に勝ち越してすぐ守備固めで逃げ切ろうとしたが、野球は9回までと言えども1点差である。そこまで大逃げをうっていたわけでもないし、8回、9回の攻めもあっさり凡退しダメ押しを図ろうとしなかった。
案の定、9回ツーアウトから鳥谷の微妙な守備があった(かと言って鳥谷を責められはしないが)。1点差ではひとつの狂いが特にピッチャーに大きく影響を与える。

審判のジャッジもやや微妙だったが、審判というものは、ピッチャーが変わったり、終盤になるにつれ、ゾーンがズレていくものなんだと解説で聞いた事がある。

兎にも角にも、グラウンドにモノを投げ入れる行為は観戦マナーの違反である。つまり球場で野球を観るべきではない。しかも試合はまだ続行しているのだ。いくら金を払っているとは言え、選手はプレーをしている姿をどんな状況下で観ようとも、迷惑をかけて良いものではない。

結びとして、対戦相手あってこそのゲームである。この日のゲームに関しては、諦めなかったロッテ、そして角中選手を賞賛したいと思うだけでしかないのが、筆者の気持ちである。



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昨日の対横浜戦、色々とだらけたり騒然となったりの異常な試合だったかもしれない。
最大の出来事は9回表に起きた
阪神3点ビハインドで迎えたDeルーキー抑えの山崎が投じた初球はいきなり上本のヘルメットを直撃。
現地で見ていた私はちょうど手元のアイフォンを前の座席の下に落としてしまったので、気をとられており、気がついたら両軍ベンチから続々人が飛び出して来たのをただボーゼンと眺めていた。そのすぐ横にはウエポンが倒れている。ウエポンが踏み潰されそうなすぐ横で、大勢の大人が揉めている。なんだこの光景は…。

この試合でイライラが募っていた一部の阪神ファンも乱闘騒ぎを煽り場内は騒然とした。後でTwitterを確認してみると和田がまっさきにDeの捕手嶺井のところに(上本にはおかまいなしに)突っかかっていったという。それでDeの中畑監督が何か言い、掴み合いになって選手が止めにはいると言ったことだった。



トレーナーに任せて抗議にというのはわからなくもないが、なぜ嶺井のところなのか、そして制止に入った中畑監督もなぜやり返してしまったのか。…まあ、中畑の場合故意でないのは当たり前だろうと反論したかっただけという感じなのだと思う。

しかしいちばんして欲しくなかったのは、倒れて動けないウエポンの横で乱闘騒ぎなど起こして欲しくなかったということだ。
 和田は論外だが、山田コーチも意味なくキレてDeの坪井コーチに押さえつけられ、それと反するように、高代コーチは上本のそばに立って乱闘騒ぎが上本を踏みつけないように守っていた。

 試合後のインタビューで和田は、何度もぶつけられているからと話していたそうだが、今年Deには3つしか死球を与えられていないし、全体的な与死球は阪神の方が多い(Deは危険球退場がすこし多めなのでデータ的に思われないかもしれないが実際全体の与死球は少ない)。嶺井は大卒2年目の捕手だ。もし、梅野が他球団の監督に詰め寄られたと仮定したら、和田や首脳陣はどう思うか?
 考えてやしないだろう。結果中畑監督は勝利したものの、山崎にプロとして投げてはいけないと諭して、阪神側に謝罪したという。はっきり言って黒田なんかよりずっと男気ではないか。

 審判に講義にいくとかなら別だが乱闘騒ぎまで起こして上本を放置したいか?どこもかしこも矛盾だらけの采配はそこにまで及ぶのか?

 だが、これだけは言える
 和田が辞任したとしてもチームや体質が簡単に変わるわけではない。真弓から和田に変わった時、ファンは何を思ったか?暗黒時代の時、阪神ファンは何を思っていた?
 よく思い出すべきだ。そして乱闘を煽るファンも球場に来るな。

 帰りの関内駅でDeァンが喜んでいるのを見ると、まるで昨年の対読売CSの時の阪神ファンのようにみえた。…だがOBの高木さんが憂うように、ベイスボールという名の守備の乱れが再三出てるようではまだ不安が残る。

 上本は病院での検査の結果異常なしと判断されたので一安心しているが、後々症状が現れないことだけを祈りたい。ウエポンのことだから、何かあっても隠してしまいそうでこわいから。

 こんなことだけは、どこの球場でも、どこの誰であろうと、もう起こして欲しくない騒ぎだと筆者は思う次第である。

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昨日の対ヤクルト戦(神宮)で藤浪きゅん、待望の今季2勝目を完投でものにしてくれた。
シーズン初先発の時の勝利は決して褒められた内容ではなかったので、ピンチもあり、野手に助けられたところもあったけれど、きちんと試合を作った上でのこの日の勝利は、実質ここからスタートラインと言えるのかも知れない。

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まだ若いと言えど少なくとも「任されている」立場のローテ投手であり、ファンが不甲斐ない状態を嘆くのは、彼にこれで終わってしまうだけのピッチャーだと思っていない事の裏返しでもあるのだ。
だからこそ、沢山の事を沢山大切にして、もっともっと階段を登って行く姿を見ていたいと思う。
藤浪きゅんの成長の過程は、自分の願いでもあり、心の象徴になるものだから。