炎の蜃気楼もとうとうあと1冊で完結です。

全40巻しかも番外編他断章含めたら47巻で長過ぎだろうと、いつものように途中で読むのに飽きてパラ読みしてだいたいの話わかったら読むの止めるんだろうと思ってました。

実際8巻あたりで挫折しそうになりましたが、すっごい名作だよって言われてる作品って結構ホントに名作だったりするし、何よりもなんとなーく読むの面倒くさいながらも高耶さんと直江がどうなっていくのか気になってしまったんですよね。
今思うと挫折しないで良かったなぁと心から思います。本当に読んで良かった。
でもここまで読むのに色んな意味で苦しんだのは初めてです。いやーほんとまじで苦しかった。



以下感想というかなんというか今までの思いを書き出しました。高耶と直江の事しか書いてません。ネタバレ若干あるので気をつけて下さい













最初は高耶と直江の複雑すぎる関係にかなりイライラしてました。こいつらいったい何なんだと、好きなら好きで良いじゃないか。でもそんな普通にいかないんです。そこがこの本の凄い所でした。
wikで愛憎の物語とか書かれてて読む前は想像もつかなかったけどまさに愛憎です。
この関係言葉で説明するのはすごく難しいんですがようはお互いがプライド高過ぎたってことなんですかね(いや実際はそんな簡単なものじゃないけれど)
その関係がやっと理解でき始めた12巻あたりで完全にミラの虜になってました。
やっとお互いの本心が伝わり始めた12巻での直江の死に泣き、13巻からの痛々しすぎる高耶さんに泣き、この二人は憎しみ合ってすれ違ってそれでも愛し合って、このまま二人とも分かり合えないままなのかなとやきもきしつつ読み進め、20巻でようやくこの関係に区切りが付けられてやっと進みだせるはずなのに・・・!な展開に号泣し、その後も数えきれないほど泣かせれました。



自分の事より他人を優先してしまう高耶。
高耶をうしないたくなくて高耶の為にひたすら行動する直江。

分かりあってもまだすれ違ってしまう二人が切なくて、後半は二人が幸せになってくれることだけを祈ってました。


でも最後は絶対ハッピーエンドじゃないですよね
まぁ読む前からいろいろmadとか見てなんとなく察してましたがやっぱり認めたくないんです
だってあれだけぼろぼろになりながら必死に生きようとしてやっと直江と分かりあえて、それなのにお別れなんて悲し過ぎるじゃないですか。
高耶と直江の生き様を39巻にわたり見て来たから、二人の気持ちも理解できます。
でももう高耶は十分頑張ったから世界がどうなろうとほっといて二人で終わりがくるまで幸せに暮らしなさいと!それでいいじゃないかと!思ってしまうのです。
私は二人が幸せになるならそれだけで良かったのになぁ


39巻読み終わって、あぁもう本当に終わりなんだなぁって・・・。
二人の終わりもあと一巻でミラも終わりっていう現実も悲しくて悲しくて、最終巻はまだ読んでません。


でも、悲しいけど、ちゃんと二人の最上の在り方を見届けたいとは思ってます。

一気に読むには水分が足りなくなりそうだなぁ・・・・。









まだ最後まで読んでもないのに勝手に予想して勝手に悲しくなってますが、あと最終巻と番外編三冊が残ってるんですよ。
もうちょっと炎の蜃気楼の世界に浸かってられそうです。









烙印の紋章9巻読み終わりました。

以下感想です。ものすごく個人的な感想になります。
ネタバレ注意して下さい。





























ひたすら悲しいです。悲しすぎる。

シーク・・・。

ビリーナがオルバの恐怖心にいち早く気づいたあたりでもうなんとなく解ってました。
もうシークはお役御免なんだな。代わりにビリーナがその位置につくんだなって解ってました。

物語ももちろんすっごく面白いのでそれが楽しみに読んでたのもありますが、シークとオルバの関係が大好きなのでそれを楽しみに読んでたっていうのも大きいです。

シークがいなくなったら楽しさ半減じゃないか・・・。いや半減どころではないですよ。
もうシークの代わりとなったビリーナのことが好きになれそうにないです。あの場所はシークだから良かったのに。


最後はもう涙で画面が見えない状態でした。もう号泣です。ちょっとしばらくは読み返したくはありません。

でもオルバ泣いてませんでしたよね。それもオルバらしかった。
この二人の絆はそんな涙とかで終わらせられるようなものじゃなくて、もっと深いんだ!・・・と個人的に思いたいです。

シークは自分の死に場所をオルバの所に決めた一番最初の人じゃないでしょうか。かなり最初の方でもうオルバの為に生きていたというか、オルバと共に人生を歩くって決めてたように思います。

シークは幸せだったんだろうな。自分がこの人だって決めた人のために戦って死んで。
負傷している自分が強い敵と戦っても生きて帰れないってわかってたんじゃないかと思います。それでもオルバのため、自分のためにそこを死に場所に選んだんだよね。
かっこいいなぁ。



でも、でもさ、これから先も一緒に生きて欲しかったよ。シークは良くても私は嫌なんだ!

もう次の巻にシークいないんだよね。
あーもう悲しすぎる。涙が止まりません。シーク大好きだよ。





話はもちろんとても面白かったです。
毎回後半の盛り上がりはんぱないです。いつもハラハラドキドキですが、今回はいつも以上にハラハラでした。
もうこれ負けるんじゃない?って何度思ったことか。
結果的に勝てちゃうオルバはもうさすがとしか言えません。


今回でオルバがギルとしての道を歩く本当の覚悟ができましたが、何となくついにここまできたかって感じがました。あーやっと本当に決意したんだなぁって。その覚悟を後押ししてくれたのはシークなんですよね。なんかいつも大事な場面にはシークがいる気がします。

これからまだ色々ありそうですが、いま折り返し地点ぐらいなのかな。物語が終わりに近づいてくると何とも言えない悲しさに襲われます。終わっちゃうのは寂しいじゃないですか。




あと戦闘場面がホント素晴らしいです。臨場感があって戦場の熱気がこっちにも伝わってきました。戦闘場面は毎回手に汗握って読んでます。杉原さんの文章は解りやすいので、戦況とか戦略とか読んでてちっとも大変に感じません。本ってつくづく文章が大事だなぁ。
自分は理解力がかなり低いのでややこしい文をややこしく書かれるともう嫌!と投げ出したくなりますなので文章は本を選ぶ大切なポイントです!




今回で大きな節目を迎えましたがまだもうちょっと続きそうですね。
でも最後の終わり方とあとがきが不穏すぎてこれからの展開がとても心配です。
もうさ、みんな国の行く末とか政治とか大義とかそんなややこしいものなんか捨ててもっと楽に生きればいいんだよっ!て言いたくなります。

でもこういうのがあるからファンタジーは面白いんですよね。



次巻が楽しみなようで楽しみじゃないです。
自分はまずビリーナを好きにならなければ。


出来そうにないなー。