仕事を終えてKの待つ病院に着くと、Kはベッドではなく車椅子に乗せられ、壁を向いてうなだれていた
びっくりして、どうしてこうしているのか、いつからこうしているのか聞いても、本人は覚えておらず、悲しそうな顔して首をひねるだけだった
Kはオムツをされていた
多分、何度もシーツ替えをさせてしまい看護師さんたちに迷惑をかけてしまったのだろう
看護師さんに尋ねると、K君がこうしたいと言ったからと言われた
朝からこの状態だと
私が病室に着いたのは午後の4時ちかくだった
Kが本当に自分からこうしたいと言ったのか、正直信じられなかった
とてつもない悲しさが込み上げてきた
Kの車椅子を押して、病棟のラウンジの様なところから一緒に夕陽を見た
Kの病室からは何も見えないから
誰もいなかった
「きれいだね」とKは言った
涙が溢れて止まらなかった
びっくりして、どうしてこうしているのか、いつからこうしているのか聞いても、本人は覚えておらず、悲しそうな顔して首をひねるだけだった
Kはオムツをされていた
多分、何度もシーツ替えをさせてしまい看護師さんたちに迷惑をかけてしまったのだろう
看護師さんに尋ねると、K君がこうしたいと言ったからと言われた
朝からこの状態だと
私が病室に着いたのは午後の4時ちかくだった
Kが本当に自分からこうしたいと言ったのか、正直信じられなかった
とてつもない悲しさが込み上げてきた
Kの車椅子を押して、病棟のラウンジの様なところから一緒に夕陽を見た
Kの病室からは何も見えないから
誰もいなかった
「きれいだね」とKは言った
涙が溢れて止まらなかった