わたしの座右の銘!


人間万事塞翁が馬

(にんげんばんじさいようがうま)


陰と陽の繰り返し...


人間の吉凶や禍福は、転変きわまりがないことをたとえています。人生の禍福(災難や幸福、不運や幸運)は予測できないことであり、不幸が幸福に、幸福が不幸に転じることもあるのだから、安易に悲しんだり喜んだりするものではない、という意味です。
「人間」は「じんかん」と読む場合は世の中を指します。「にんげん」でも「じんかん」でも、この場合は「人生」と訳せばいいでしょう。「万事」は「すべてのこと」、「塞翁」は「塞(とりで)に住む老人」を意味します。直訳すると「人生は塞翁の馬のよう」となるでしょう。


「塞翁の馬」とはどういう意味なのでしょう。
「人間万事塞翁が馬」は、中国の前漢時代(紀元前206~紀元前8年)の哲学書『淮南子(えなんじ)』に記された人間訓のひとつです。
「昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた老人が飼っていた馬が逃げたが、数か月後に足の速い優れた馬を伴って戻ってきた。老人の子供がその駿馬(しゅんめ)に乗り落馬して足を折ったが、怪我のおかげで兵役を免れて命が助かった」という故事からきています。
馬に逃げられたのは不運、駿馬を伴い戻ったのは幸運、怪我は不運、けれど助命したので幸運、というわけです。


「人間万事塞翁が馬」を簡単にいうと「人生何が起こるかわからない!」ということ。本来の意味は「安易に一喜一憂するな」と戒めているのですが、ビジネスでは「転じて福となる」とポジティブにとらえてもいいでしょう。いいことがあればうれしいし、嫌なことがあれば気分が沈む。人間は感情をもつ生き物なので当たり前なのですが、気持ちのもちようや考え方次第で、心身へのダメージを抑えることはできます。いい時も悪い時も、奢らず浮かれずあきらめず…なかなか難しいことですが、今回「人間万事塞翁が馬」を知ったことをきっかけに、そんな心もちでいることを始めてみませんか?