男性の股間が痒くなる原因の一つに、陰嚢湿疹があります。
陰嚢湿疹は、陰嚢の皮膚には特に異常が見られないにも関わらず、陰嚢の皮膚に強い痒みが生じるようになる皮膚の掻痒症です。
主な原因は、体の内側からの影響によるもので、前立腺肥大症や尿道狭窄による排尿障害や、アレルギーによって起こると考えられています。
排尿障害の影響から、尿が膀胱内に溜まったままの状態になっていたり、残尿が残っていると、膀胱や尿道の粘膜に炎症が起こりやすくなったり、結石や尿路感染症が生じやすくなります。
また、腹圧をかけないと尿が完全に出きらない場合には、膀胱や尿道の周囲の平滑筋が疲労しやすくなり、筋肉の硬化や炎症が起こりやすくなります。
そのような体の内部の不具合によって生じた軽微な痛みが、薄く繊細な陰嚢の皮膚にも伝わり、痒みを引き起こしている場合があります。
花粉症やアトピー性皮膚炎など、アレルギーの影響から、陰嚢の皮膚に痒みが生じる場合もあり、花粉の飛散量が多くなる時期だけに痒みが生じたり、飲酒や喫煙の頻度が多い時期や、寝不足やストレスなどから疲れが溜まっている場合に、痒みが生じやすくなる事もあります。
また、射精の後に一時的に陰嚢が痒くなる場合もあり、精管や尿道に強い内圧がかかったために、その軽微な痛みが陰嚢に伝わっているケースもあります。