ペルテスと闘うブレーダー -25ページ目
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検査入院

2009/1/19~31


■水野記念病院小児整形外科に検査入院



・この入院では、現在の股関節動作をリハビリによって回避させることと、骨頭部にたまった水を抜くため、牽引して少しでも股関節の隙間を稼ぎ手術のリスクをや    わらげる事である。


・その他に車いすの操作、松葉杖の歩行練習を平行して実施していく、いわば術後の生活の為の練習みたいなことも、兼ねている。


・理学療法士の方から、ペルテス体操を教えて貰う。=親が

(これは、今後非常に大事なことなので、しっかりと学んだ)



 この体操は、水野病院リハビリテーション科が考案したものです。ペルテス病では訓練が非常に大切です。極端なことを言えば、訓練を1日中やっているだけでもすばらしい治療効果が得られるはずです。しかし、そのようなことは現実には不可能なので、毎日時間を決めておこなっていただいています。このペルテス体操をすることにより、可動域を増大して骨頭の丸みを増すだけでなく、ご両親がお子さんの股関節の動きを毎日チェックすることで病状を把握することができます。動きが悪くなればすみやかに主治医に相談することができるからです。それぞれの施設でリハビリの指導があると思いますが、私たちの方法も参考にしていただければ幸いです。


水野病院HPより




ペルテスと闘うブレーダー

ペルテスと闘うブレーダー


・毎日、体操する習慣がつきました。・・・つらい時もありますが・・・

やらないと、「ペルテスに負けるから、絶対毎日やろう!」って


                           


ファイト!





ペルテス病とは

ペルテス病とは


・大腿骨骨頭の血行障害で壊死し骨頭球体が破壊される。


■これから何年かこの病気と闘って行くことになった。


2009年 1月

親の不安な顔は見せないように子供と接するが途中でしらぬ間に・・・

目に熱いモノを感じた」ちょっとトイレ行ってくる・・・。もうどうしようもない

自分の弱さにも気が付いた時でした。

これじゃダメだ!家族みんなで、この憎き病と闘おうと決心した。




ペルテス病とは、6歳前後の元気なお子様に発生しやすく、大腿骨頭に栄養を与えている血行がなんらかの理由により途絶え、同部が壊死となる疾患です。壊死となった骨はやがて吸収され新たな骨が形成されますが、この過程で骨頭の変形が残存すると将来股関節の障害が出現し、40-50歳以降には人工股関節置換術をよぎなくされます。そのため、どのようにして骨頭の球形を保つか、あるいはすでに変形している場合にはいかに球形に矯正してゆくかがこの疾患の治療のポイントとなります。

この疾患の診断における問題は、子供の最初の訴えがしばしば大腿部(太もも)や膝の痛みであることです。このため、最初から大腿骨或いは膝疾患と思い込んで、股関節の病変に気づくのが遅れる場合が多いことです。わが国のように、小児整形外科の歴史の浅いだけでなく、器官別診療体系システムをとっている場合には、ペルテス病の見逃しは絶えることがありません。たとえば、膝の訴えがあれば、膝専門外来を受診することが多いのですが、膝専門家は小児股関節に精通している場合は少ないのが現状です。
診断が遅れれば変形が進行するため、骨頭を球形にするという最終目標の達成は容易でなくなります。
診断上の第2の問題は、せっかく病変が股関節であることに注目できても、X線診断を読み誤ることがしばしばあることです。初期のX線像は正常と極めて紛らわしく、専門家でもX線像だけではペルテス病を見落とすことがあります。また、病期が進んだ状態でのX線像は、マイヤー病、脊椎骨端異形成症その他多数の疾患との鑑別が難しい場合があります。

治療における問題点は、装具療法と手術療法のどちらを選択するかということばかりが強調され、最も重要な「股関節の可動性の維持」がなおざりにされる場合があることです。どのような治療法を選択するにせよ、股関節の良好な可動性が前提なのであり、動きの悪い股関節にどのような操作をおこなっても良い結果は得られません。装具療法と手術療法のいずれにも利点欠点があります。発症年齢、壊死と変形の状態、本人の性格、本人を取り巻く環境などを考慮して適切な方法を選択する必要があります。治療成績は手術療法が圧倒的に良好であり、世界的な潮流となっています。


鈴木先生のHPより。

ブログ開設にあたり

■ブログ開設にあたり、ペルテス病でつらい思いをなさっている

方々に治療法や経過など、少しでもお役に立てれば・・・。


・ペルテス病発症の経緯

長男:DIY坊 幼稚園在籍の秋ごろから




2008年 10月     (年長)6歳

・幼稚園の運動会が終わったあと右足のすねあたり(膝下)の痛みを訴える。

→近所の接骨院に診察=筋肉痛「そのうち直りますよ!」との事。





2008年 12月

2ヶ月様子を見てきたが、特に痛いと言う事は無かったので気にせず飛んだり

跳ねたりの相変わらずやんちゃぶりの生活だったが、また「足が痛い」と訴える。

今度は太股の側面。

→今度はスポーツ医学の有名な先生がいる整形外科=レントゲン数カ所、異常なし

その時は・・・・正直その先生も、なんで痛みが出るのか?と言うことで、更に詳し

く検査してくれた。・・・「しばらく様子を見ましょう」とのこと。 




2008年 12月下旬

・なんだか、煮えきれない思いと痛いとは言わないが、あきらかに(歩き方が?)

HPなどで似たような症状の病気をピックアップした結果=ペルテス病がヒット

・・・と(頭の中)は真っ白でした。まさか!




2009年 1月

・HPで見つけた病院(水野記念病院)に予約を入れて診察。

ペルテス病の名医 鈴木茂先生に見て貰う=結果ペルテス病であった。

覚悟はあったが、病名を告げられMRI画像とレントゲンを見ながら

説明を受けた=大腿骨の骨頭が半分無くなっていた。



ここからペルテスと闘う生活が始まった。




  

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