映画を見た。
Picnicという邦画。

とても、怖かった。
というか、予めあらすじを見てから見たのに、むちゃくちゃ怖かった。


ホラーとかそうゆうより、"異常"という感じがした。
そして監督の特徴でもあるが、優れた芸術作品だった。


美しいピアノの音楽に、奇怪な展開。
外国の映画みたいな作風もおしゃれだった。


でも、終始なにがおこるかドキドキして見ないといけなかった。


ラストシーンは、衝撃だ。


悲しみを。
異常さを。


恐くなって途中で見るのをやめたくなったけど、
見終えてもドキドキしているけど…


こんなに透き通った悲しみを知ったら、今後泣きたい時には、もっと素直になれるような気がした。
素直に、
狂っても。
奈落に落ちて泣いても。


異常さが怖いと感じた反面、
世の中のほとんどに、こういった異常が潜在しているんじゃないかと思った。


混沌の時代。
思惑に満ちた世の中。


わたしも意外とまだ普通なのかもしれない。