朝から、迷ったけれど、珈琲でなく今日はチャイを煎れた。

パンをスープにつけて食べたいな、と思って、
気に入って買いだめしているエビのビスクを、
なぜかそのパウチにサイズのピッタリな玉子焼き用のフライパンで温めている。


温かいチャイが流れ込んだ胃が、
「ああ、今起きますよ」と寝ぼけた声をあげている。



小説めいてしまった。



『ティファニーで朝食を』という、
素晴らしい映画がある。
美しいミス・ゴライトリーが、奔放に、わがままに自分らしく生きるストーリーは、たぶん見た殆どの女性の心を打つでしょう。

女性は少しくらい、わがままでチャーミングな方が魅力的だと思う。


あんなに、衝動的で、でも本当は決められていた運命かのような人生を送ってみたいものだ。