はなこちゃんの乳腺がんが発覚(すでにステージ4でした)してから133日目、7月7日、はなこちゃんはお空へ旅立ちました。
7/4 (月)、3日ぶりにウンチが出ました。腰とお腹をのの字を描くようにマッサージするとよいとのことだったので、実践してみたら見事出ました。
これが最後のウンチになりました。朝から呼吸が苦しそうで、酸素室に入ってもらい、お水とシーバのメルティを2本あげました。
唯一食べるシーバのメルティですが、それも私の指からしか食べません。お皿に置いたら食べません。匂いで私の指の位置を確認し、食べてました。なので、鼻の頭にメルティがくっつく感じが可愛かったのですが、多分、目が視えにくくなっていたんだと思います。
7/4夜、7/5早朝、7/6早朝には酸素室から出てお外へも行きました。
いずれも10 〜15分、途中で力尽きてうずくまってしまい、家の中に入ってこれないので、抱っこして家に入り、酸素室の中で再び過ごす。
過ごすと言ってもほとんど意識不明のような状態でした。
水を飲みたいときも起き上がれず、水のボウルの上に顎を乗せて、水を飲んでいました。
メルティは私の手から1〜2本位舐めてくれました。起き上がれないので、寝ながらでした。
もう、体に力が入らないようでした。
私は酸素室の前に座り、丸窓から手を入れて撫でてあげることしかできませんでした。
撫でてあげても、もう全身が痛いのか、喜ぶ素振りはありません。
唯一は顔の周りでした。
顎の下を撫でてあげると伸びをするような体制になるので、このあたりだけはまだ気持ち良かったのだと思います。
顔は、私達の方を向かず、壁側を見ており、酸素室を開けて覗き込むと多分全身が痛いのでしょう、苦痛な表情でした。
7/7夜が明ける前、3:30ごろからちょっとずつ起き上がり、酸素室から出たいとアピールするので、酸素チューブを顔近くにあてながら、窓を開けてあげて、まだ夜が明けてない外を見てもらいました。
30分位留まり、最後の力を振りしぼり玄関に行こうとしましたが、途中廊下でギブアップ。再び抱き上げ、酸素室に戻しました。
私は、この日はなこちゃんを病院に連れて行きました。
はなこちゃん、じゅうぶん頑張りました。
もう苦しんでほしくありませんでした。
朝、病院に電話をし、先生に安楽死をお願いしました。
病院に連れて行くとき、猫用のベッドに横たえると、はなこちゃんは吐き気をもよおしました。
酸素チューブで呼吸を整えであげ、車で約5分ほどのところにある病院に連れていきました。
足から注射をし、はなこちゃんの目はトロンとしてきました。
気持ちよさそうに目をつぶっていきました。
私はその姿を見て、はなこちゃん、今までありがとう。とはなこちゃんの目をずっと見ていました。
注射は足からでしたが、足に転移した腫瘍が邪魔して薬が上手く入らず、手にも注射をしました。
はなこちゃんは、足や手にも、癌が転移してたようで、先生も、足にも転移してたね。今まで本当に頑張ってくれましたね。と言ってくれました。
その一言が本当に救われました。
はなこちゃんは、迷い猫でうちにきたので、生年月日はわかりませんが、ちょうど夏にうちに迷ってきたので、約14年間一緒に過ごしました。
最終的に安楽死を選択しましたが、後悔はありません。
最後、安らかに目を閉じてくれ、苦痛から開放されたような穏やかな表情になりました。
もう、火葬も済み、今はお骨になって私のお部屋にいます。
お線香、ろうそくを灯し、はなこちゃんが天国で、前に亡くなったたろーちゃんに会えてればいいな、と思います。
クロちゃんとももちゃんは、それぞれ、はなこちゃんが大好きで、お互いはあまり関心がないので、この先ちょっと心配です。
これから仲良なれるかな。