2005年5月 GW

750R改で剣山林道に向かい、県道をそれなりのペースで走っていた。
すると前方に60~70キロくらいで移動しているオフ車集団がいたので、
長いストレートで軽くブチ抜いた。
その直後、何が気に入らないのかXRバハが群から離れ追っかけてきた。

やがて道は狭い峠にさしかかり、動揺してしまったのか私は最初のヘヤビンで
ブレーキングをミスってしまい危うくオーバーラン…。
その脇を先ほどのXRバハ野郎が抜いていき、もぉ恥ずかしくて恥ずかしくてたまらなかった。

そして数分、恥ずかしさから立ち直り、このままじゃ悔しいので下りで追撃することにした。
追撃してみると、バハ野郎は挑戦的なだけあって確かに速い。
速いは速いのだが、センターを割った走りなど安全マージンを削った速さである。

「この程度なら抜けない相手ではないな」

私はいつでも抜きかえすことができるってアピールのため、相手のミラーいっぱいに映るポジションを
キープすることにした。
そしてバハ野郎にGPZのエンジン音・タイヤのスキール音・影など、しつこいくらいプレッシャーを
あたえ続けてやった。

峠もそろそろ終わりに近づき、いい加減思い知っただろうからそろそろ抜かしてやろうと思った。
すると、バハ野郎が何かハンドサインをだしてきた。 
よく見るとそのサインとは、な、なんとVサインである!

Vサイン? サインはV? ???
予想もしないVサインに私の頭は混乱してしまった。 

Vサインって、もしかしたら勝利のVサインなのか???
この勝負(?)、どうやら私が負けてしまったようだ。(笑