こんばんは、桂です。

久しぶりにアメブロ使いました。気づいたら令和に変わってましたね。ブログ書いていた当時は自分が生きているうちに元号がまた変わるなんて思ってなかったので既にすごく長生きした気分になってます。


ブログを書かなくなって、ここにまた文字を起こすことがあるとしたらとあと数回かな…と思ってました。使うつもりでいたからパスワードもIDも覚えてたよ。えらい!


その1回目を書く時が来たので書き起こします。

相変わらず成長も学習もしてないので文章が下手くそです。誤字も相変わらずです。

 

今回は約10年の活動について書くのではなくバルシェとVALSHEという点についての話。

タイトルの通り、そのことを中心のお話。私のお話。

 


誰かに見せる為に書く、というより私の記憶に残す為に書く気持ちの方が大きいので色々私的であったり上から目線な物言いだったり解釈違いとかあるかもしれないけど、不快な想いをさせてしまうかもしれないけど、そんな人は最後まで読む時間勿体無いと思うのでこんなブログ読まずに推しCPの同人誌読んで心をほくほくにさせた方がいいと思う。















2019.05.11
ちゃんげろソニック2019 お台場野外特設会場



まず、私は今でもバルシェさんが好きです。

メジャーデビューされて名前がVALSHE表記になられて今年でデビュー10周年を迎えられます。そんなVALSHEさんが変わらず好きでイベントやライブにも今では参加させて頂いてます。


彼女はずっと「歌い手 バルシェ」に触れて来ませんでした。

触れて来なかったというより「無かったもの」のようにしているとすら私には思えた時があるほど彼女は目を背けていた気がします。インタビューでデビューのきっかけなんかで「動画サイトにあげていて」などはあったけど。まあ、定型文というか当たり障りないというか。そんな感じでは触れてた。

私はこの事に関してはプラスに考えれば「プロとして音楽で飯食っていくって覚悟決めたから割り切ってる」と考えていたしマイナスに考えれば「私が好きになったのはバルシェなのに無かったものみたいにされて寂しい」「歌い手バルシェもアーティストVALSHEの一部じゃないの?なんで?」と考えてました。

メジャーデビューされて、目の前で歌うバルが好きだからイベントで言葉や気持ちを返してくれるバルが好きだからずっとマイナスに考えていた部分は封印していました。バルは昔に囚われてなくて今生きてるから私が寂しいとかなんで?とか思うのが間違ってるんだと、言い聞かせて来た。


でも、今も好きだからこそわかってほしいというか、本人に「歌い手バルシェ」を好きになって欲しかったんです。バルに自分を無視して欲しく無かった。私はあの時のバルがいるから今のバルも好きなんだよって言いたかった。

 

私一個人の意見ですが、彼女にとってもファンにとってもデリケートな話題だと感じていたからこちら側から触れてはいけないと思っていたので、伝えたい事はあるけど伝えてこれませんでした。でも、どうにか伝わってほしいと、ずっと、ずっと、心のどこかで思ってました。思ってたというより願ってたって表現が近いかも。
 












メジャーデビュー5周年のタイミングで発売した『DISPLAY -Now & Best-』


2曲目に収録されている「crash! -REBIRTH-」は彼女がインディーズ時代にバルシェ名義で発売したアルバムに収録されている曲で、歌ってみたの曲ではなく唯一のオリジナル曲。発売当時「歌うだけじゃなくて曲も作れんのかい…」と彼女の音楽の才能に驚いた記憶があります。
バルシェが生み出した曲をVALSHEが歌う、となった時。彼女が「バルシェ」に向き合ってくれた気がして嬉しいというか、感動というか、なんとも言えない感情が溢れに溢れました。めっちゃ泣いた。なにより同じ曲のはずなのにめちゃくちゃうまくなってる事に感動した。バルすご・・・ってなったもんね。


リリースイベントもあり、その年は初めてのライブハウスツアーもあり、彼女とたくさん音楽以外にも触れあえた気がします。言葉であったり表情であったり。近い距離で「ありがとう」も「大好き」もたくさん伝えた。ご法度だと思っていたけど、このタイミングを逃したら二度と伝えられる機会がないと思って私は伝えた。

 

 


向き合ってくれてありがとう。私が好きになったバルシェをバルが拾ってくれてありがとう。あの時も今日も大好き。

 

 

 


正直自分の気持ちを伝える事でいっぱいだったので、彼女がどんな反応をしてくれたか事細かには覚えてないです。


でも腰を曲げて、視線の高さを合わせて、一ファン…というよりあのキモオタ特有のなんて喋ってるかわからない泣き震える話声(伝わる?)に耳を傾けて1個1個聞いてくれて「バルこそありがとう。」って笑顔で言ってくれたのは覚えてる。

頭の数少ない引き出しに今も入ってる。覚えてる。
 
その時で私は正直自分のもやもやと考えていた部分は救済されました。最初に書いたマイナスの部分。
彼女の言葉や彼女の表情、なにより彼女の音楽によって救われたんだと今でも思います。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




それからの活動は山あり谷あり、いろんな事があったように思うけどここでは割愛します。












次に話したいのはちゃんげろソニック2017。






まさか、出るとは…出てくれるとは……

 

 


衝撃でした。
ニコニコ関連というだけでなく、フェスという媒体?に出てくれる日が来るとは思ってなくて、本当に感慨深かったです。

そしてGeroさんでなければ彼女はぜっっっっったいにこのステージには立っていませんでした。一ファンのくせに断言できるほどには確信してます。絶対出てくれてません。





メインのGOLD STAGE。VALSHE初のフェス。


ゴリゴリの衣装、ゴリゴリのサウンド、ゴリゴリの音楽、ゴリゴリの演出。本人が「鬼の出陣」みたいな事を自分で言っていましたがまさにその通りで、自分のワンマンライブばりにゴリゴリに攻めてました。歌った曲はすべてメジャーデビューしてからのVALSHE楽曲。

 


待ち時間に近くの方とお話ししてて「どなたのファンなんですかー?」とか「誰みに来たんですかー?」とかお話してて(こういうのもフェスの醍醐味だよね。桂おばさんはかわいい子若い子にすぐ声かけちゃう)相手から自分が聞き返された時に「VALSHEさんです」と答えた時に「当時聴いてました!」とか「推しは違うんですが今日VALSHEさん観たくてすごく楽しみです!」とか。


え、私泣いちゃう??って思った。

バルめっちゃ愛されてるじゃん。皆待ってるじゃん。その方々の声をバルに聴かせたくて仕方なかった。



心配なんぞしてなかったけど、最高にかっこいいステージを魅せてくれました。自分のファン以外もたくさん来ているであろうステージでVALSHEを音楽と自身で魅せてくれたその姿が本当に最高にかっこよかったです。「よくやった!」って誰から目線かわからない感想を抱きVALSHEは私の誇りだなあ、自慢だなあと改めて思わされました。



その後彼女自身が皆さんとのお写真や動画をあげてて、本人が楽しそうで泣けました。ん〜バルよかったね〜(;∀; )って抱きしめたくなったね。バルが楽しそうにしてるの見れるのがおばさんは一番嬉しいよ。。。

 

改めてげろりんには感謝しかないです。

げろりんありがとう!げろうどんげろ美味しかったです!





























次に話したいのは、2018年のFCイベント。
 

 

 


この時のイベントは一部二部編成でVALSHEが事前にFCサイトから応募があったリクエスト曲を歌うという企画。箱から1枚紙を引いて書いてある曲を歌う方式。
なんでもいいよ~と応募時書いてあった気がする。だからボカロ曲もよかった気がする。
私もリクエストを書いて送らせて頂いた。でもその中にボカロ曲は書かなかった。5周年の時にもう返してもらったし。歌うわけないかって望むことすら諦めてたんだと思う。
 


私は彼女のカバーする曲がめちゃくちゃ好きで、一時期シングルに収録してくれてたカバー曲またやってほしいな〜って思ってくらい好きで、すごい楽しかった~!

「わかる!」って曲もあれば意外な曲もあってすごく贅沢な時間だった。
んー幸せ!ハッピー!!と思いながら過ごしてたら一部の最後に引いた紙を見て一瞬ニヤッと笑ったVALSHEさん。

 

「これ多かったんだよね〜。最後にこれ引くバル、持ってると思う(笑)それでは聞いてください、トウキョウトロックシティ」
























?????????????????????




















時が止まった。自分の耳を疑った。



「神様がいないのなら 貴方のやり方でいいの」



泣く暇もなく、驚く暇もないまま、気づいたら終わってました。
リクエストだから最初から候補にいれず無視できることもできるのに、それを敢えて選択肢に入れてたのは彼女自身なわけで。
一部が終わって、抜け殻になって会場を出て、整理する時間もなく二部へ。




二部が始まって、個人的にずっと歌って欲しくてというより歌ってもらうのが夢だった中森明菜さんのdesireを歌ってもらえて(しかもアコースティック!)予想を超えて来られたせいでびしゃびしゃに泣いてあたふたしてる内に最後の曲です、となった時に箱に手は入れず正面を向き直して






















「最後はこの曲を歌いたいと思います。
聴いてください。











右肩の蝶。」









































正直、トんだ。


椅子に座ってたはずなのに床にへたり込んでました。会場も、なんか声とか音とかしてた気がする。横に座ってる友達も一緒に手握って、震えてた気がする。

アコースティックの音ともに、右肩の蝶を歌い上げられてました。
歌い終わったあとの会場では泣く人、衝撃に置いていかれる人、様々だったんだと思う。私もなんか、覚えてないけど、なんかやばかったんだと思う。
会場のあれやこれやを差し置いて、本人は清々しい笑顔で「これはねぇ、リクエストじゃなくて自分で歌おうって決めた」「ずっと応援してくれてる人もいてくれるから、ここで歌おうって思った」って会場の中でその瞬間誰よりも一番明るく喋ってた。


終わってからすっぴんになってた。たぶん私は泣いたんだと思う。大号泣したんだと思う。
友達とそのあとごはんを食べながら話しました。



「バルが選んだって」
「うん」
「バルが、自分で歌うって、選んだって」
「うん」
「どうする?どうしようねえ」
「どうしようね」



報われる為に応援をしているわけじゃないけど、報われたって言葉以外見つからなくて。

私が好きになった瞬間を理由を、捨てられたとずっと思ってた。それを5周年を迎えたあの日から少しずつ少しずつ、本人の中で消化して自分の意思で「ちゃんとあるよ」「捨ててないよ」って教えてくれて、この日に「大事にしてるんだよ」って言ってくれた気がした。私が好きになったあの日も、好きでいるこの日も間違いなく存在してたし存在してるって思えました。やっぱりどうしたって特別で、言葉にすることがむすがしいけど、特別なんだと思えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして来たるちゃんげろソニック2019。

 

 


第一弾出演者発表のときにVALSHEの名前がありました。個人的にですが野生の勘で「今年出そう」と思っていたので心構えは出来てました。

でも一昨年のように自身の持ち曲を歌うもんだと思っていたら、歌い手自体の曲を歌うと。歌うと。歌うと。



全出演者が発表されセトリも発表され、この節目この場面で彼女がソロで歌うとしたら、あの一曲しかないでしょう。

コラボで歌うとしたらあれとそれしかないでしょう。








正直、右肩の蝶は歌って欲しく無かったです。本当に直前までそう思ってました。


FC限定イベントという限られた人たちしかいない場で歌ったからこそ意味があるのではないか。バルには関係ないけど、そんな貴重な場で歌ってくれたからこそ私の中でこれだけ重みがある気がしたので大衆の場で歌って欲しくない。そう思ってしまって、モヤモヤして、もういっそ行きたくねえなってところまでなっちゃって。



でもそんな時に長年付き合いのある友達(トゥライさんのファン)とお話しする機会があって。

その気持ちを吐露したら「だからこそバルちゃんは、先に身内だけのその場で歌ったんじゃない?バルちゃんそういうことしそうじゃん」って。













それだ~~~!!!!!って。

 


え??それじゃん?????ってめちゃくちゃ晴れた。快晴よ快晴。







いや実際は知らんよ?バルに聞いたわけでもないし今更「そこのところどうなの?」って聞くつもりもないけど、ストンって一瞬で自分の中で消化しました。

「バルやりそうだな…」って思ったしそういうのを敢えて言わずにさらっとやっちゃう子だよあの子は…って。

もう一回言うけどいや実際は知らんよ???私が勝手に納得したって話です。











私はバルシェを知ってた聴いてた人たちにVALSHEが歌う、聴かせるために歌う右肩の蝶を聴いてほしい。

バルシェを知らない人たちに、VALSHEが10年をかけて向き合った右肩の蝶を聴いてほしい。と思いました。




楽しみになったと同時にそんなバルのステージを考えて、与えられるものが大きすぎて自分で受け止めきれない気がして自分に自信がなくなって来て、どんな気持ちで私は彼女のその瞬間に立ち会うのか想像ができなくて。めちゃくちゃ怖かったです。

でももう当日の自分に全部託した。考えてももうわかんねー!しらねー!当日の自分、後は頼んだよー!!って。うん、放棄した!笑













オープニングの饒舌ダンス!

 


最高~~~~~!!!!!!!!!


動画見たときすぐ「これバルだ!」って声でわかって、画面には当時のようにコメントが流れててめっちゃ感動したんですが、またこれステージ真ん中のスタンドマイクで歌うVALSHEさんいやもう世界一かっこいいしいい位置にいらっしゃること…

痺れました。あの時点で、あのメンバーと一緒にステージ立ってるの見て既に感慨深さ100000%。





始まってしまえばいつもどこでも音楽が流れてて、懐かしい曲がたくさん流れてて、バルと同じく画面越しに観てた聴いてた人たちがステージに立って歌ってて、テンションばか上がってました。ずっと腕あげてたしずっとジャンプしてたから午前中でへばると思ったくらい楽しんだwww








んで、VALSHEさん売り子担当の物販タイム。


めっっっちゃ長蛇の列!!大繁盛!!!


VALSHEさんと少しお話もできましてオープニングかっこよかったとかあれやこれや言って最後に「バル、待ってるね」と伝えたら無言でしてやったり顔(伝わる?これ)目の横にピースしてくれてました。え、やだ、かわいい。


この時の彼女の表情を見てたぶん私も安心したところあったかもしれない、今思えば。

パフォーマンス諸々は心配してなかったから、バルに楽しんでほしいと思ってた部分がたぶん安心したのかもしれない。














次々にステージが繰り広げられて、いよいよブルー4thステージ。全員曲magnetからのスタート。


パートごとに出演者が変わる演出にめっちゃ沸きました。各ステージの最初が出演者全員でてきての合唱だったから、バルはまだかまだかともう、心臓ばこばこ。ばくばくじゃなくてばこばこ。


出演者の方々には申し訳ないと頭ではわかっていたんですが、自分の気持ちに敵わなくてずっと舞台袖見てしまってました…(上手側からは袖ががっつり見えました)
「まって、バルラストサビじゃない…?」と皆でそわそわしてたらmagnet終わっちゃってた。

ん?あれ???バルは??????








錚々たる出演者の皆様が出てこられて、そりゃもう贅沢すぎるステージ、時間だった。

何回も言う、頭ではわかってました。でも、もうそれどころじゃなくて。謎の震えとかまで出はじめてて。















ROOT FIVEさんの出番が終わって、バンドメンバーさんの音が、鳴る。












周りの方々が私や仲間に場所どうぞって声を、かけてくれる。
















音が大きくなって、袖のカーテンが、揺れる。











 






視界の端から、誰かが、飛び出してきた。







































一瞬の出来事だった。






















VALSHEが

私の目の前で

6000の人の前で

右肩の蝶を歌ってた





























とてもじゃないけど言葉で語れなくて。
私の感情を覗き込んで察してほしいっていうのが正直なところで。

袖から元気に飛び出してきたバルは、そりゃもう10年前とは明らかに違う音楽のプロの歌声で、あの会場を制してたと思う。贔屓目なしで。

バルが出てきた瞬間の会場のあの声、熱気、温度。
スピーカーに足をかけて前のめりになって、天を向いて歌い上げる姿は、この日の誰よりも私には輝いてみえた。
今も彼女を好きな人、何かしらの理由があって離れちゃった人、当時聴いてた人、全く聴いてなかった人。

全員を魅了したに違いないと、私は思う。

私が10年と少し、微々たる事しかしてないので応援と自分で言うには違和感があるけど、応援させてもらってきた我が人生の推しは、最高に、最高にかっこよかった。







たぶん涙でてたと思う。

隣の仲間が私の肩に頭乗っけて泣きじゃくっていた気がする。

逆隣の仲間と手を握り合ってた気がする。覚えてないけど、そんな気がする。









気づけば、4thステージの出演者の方々が袖から彼女のステージを観てくれていた。もうなんとも言えない気持ちが高ぶりすぎて涙がでた。




カメラマンとしてステージの前から撮影してくれていた白皙さんとPUPIさん。途中でカメラを下げて、聴き入っていた瞬間。もう、だめだった。


















右肩の蝶が終わって「こんにちは!VALSHEです!」と言った時の歓声、バル聴こえた…?
みんな待ってたんだよ。あったかいね、うれしいね、よかったねってステージにいる彼女を抱きしめに行きたくなった。


























そしてMCを挟んでのばそくりあの「IMITATION BLACK」


わかっていたつもりなのに、イントロの段階からもうだめで。MCでバルを真ん中に3人で話してる姿を見て、感慨深いとか通り越して意味がわからなかった。

10年前の私が「どういうこと?」ってずっと頭の中で言ってた。今の私も「いやわからん」って答えてた。

ニコ生も、こんな感じだったよねえ…。殿と会長ってあだ名、バルがつけたんだったよねえ…。
















音が鳴る。あのハードなイントロ。
野郎に挟まれた女鬼が一番ゴリゴリ動いてた。あ~これはVALSHEさんだわ~~~~~って右肩もそうだけど、今のVALSHEを持って聴かせに魅せに来てるように私にはみえてめちゃくちゃ嬉しかったです。この場に彼女が立ってる意味が、立つ選択をした意味が、ステージを通して音楽を通して伝わってきた気がする。


蛇足さんが歌い出した瞬間、もう会場がやばかったと思う。私もやばかった。みんなこれめっちゃ楽しみにしてたよね。わかる。私も楽しみというかもう緊張して待ってたもん。









サビでのコーラスもめちゃくちゃ綺麗で、あ~~レンパート~~~~あ~~~~~~~~ってなったし、レンパート以外のときも口ずさんでるのみてあ~~~~~~~~バル~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ってなってもう語彙力とかじゃなくて、語彙どころか考えることをやめてた。もう、尊いってこういうことだと実感した。










そして例のパート。
もう両サイドの仲間の手をギュッと握りしめてた。吐きそうだった。と思う。





















いつの日もキミを思うよ 
抱きしめた肩の感触 
溶けて消えて無くなる前に 
キミに会いに行くよ















  
「2人ともだーいすきだよ」




























膝から崩れ落ちた。
2人に視線だけ交互にしてみてからのあの台詞。やられた。会場中から割れるほど上がる悲鳴。

たぶんこのあとの救護室大忙しだったんじゃないかな。





あの台詞を聴き入る為に会場中が静まり返ってた。あの空気感、本当に痺れた。

全員がバルを待ってた瞬間。貴重というかたぶん、二度とない瞬間だと私は思う。

言葉には形容しがたいけど、本当にあの瞬間すごかったですよね。







泣き崩れてボロボロになったけど、バルがステージから腕あげろ!声出せ!ってパフォーマンスで煽ってくるから、どこかで折りたたみしてた。

 

いや誰がIMITATION BLACKで折りたたみする日が来ると思った???

 

 

その前にこの3人が同じステージに立ってIMITATION BLACKを歌ってくれる日がくるなんて、思ってない。少なくとも私は思ってなかった。たぶん、彼女も思ってなかったんじゃないかな。てか思ってないって言ってたねツイッターで。「だよな〜」ってふぁぼりながら口に出てました IN山手線車内。

































出演者が全員でてきてMC。
ぽこたさんに頭があがらねえ…そしてぽこたさんが一番テンションあがってますやん…左肩の生放送懐かしすぎてゲラゲラ笑ったじゃん……エガマイヤー時代にネタで香典袋に手紙入れて渡してごめんね…






バルちゃん楽屋ではあんまり話さないのにステージ立ったらめっちゃ話すじゃん!とか、みんな泣いてるじゃん〜バルちゃんのことみんな待ってたんだよ〜とか。たくさんバルに話振ってくれてありがとうございました(T_T)おかげさまでかわいいバルたくさん観られました(T_T)












改めてステージを見ると、知らない方1人もいなくて。

ほとんどの方が当時彼女と何かしら関わりがあって。テトリス生放送して負けた方が罰ゲームしたり、漆黒のケルベロスって厨二臭い名前に憧れて相手に厨二ネームを考えるだけのニコ生したり、おっぱいの事なんていうの?ってリスナーに聞いたらお乳上様ってコメント流れて死ぬほど爆笑したまま終わったニコ生したり。









すごいなあ。ドリームなステージすぎるなあ。って。ほんとに、胸がぐわーって熱くないりました。
ずっとバルを真ん中にMCすすめてくださってて皆さんの優しさに涙が出たし、10年の時が経っても愛されてる可愛がられてるバルが本当に愛おしかったです。















そして4thステージラストの合唱「千本桜」
世代一個ずれの曲だから意外だったけど、だからこそこの選曲かなと納得。

VALSHEさんの事で言えば引退後の曲だから、どんな風に歌うのかなあと純粋に楽しみ。



パートごとにわちゃわちゃと次々と出演者の方が歌って行く中でバルはどこのパート歌うのかな〜って純粋に楽しみにしながら聴いてた、ラストサビ前。

























彼女だけが真ん中に立ち直し、他の出演者全員が片膝ついて腕を伸ばして捧げる中、ソロで。





















千本桜 夜ニ紛レ 君ノ声モ届カナイヨ
此処は宴 鋼の檻 その断頭台を飛び降りて


























もう、何も言えない。
全員がしゃがんでバルがそのパートを1人で歌うとなった時、鳥肌は止まらないし息は飲んだ。震えた。















こんな粋な演出ある???
無理すぎて無理なんですが???????
















後から知ったのはセトリはもちろん、パート分け?パート振り?もGeroさんが担当されたとの事で。


いや、天才???

げろりん天才なん?????






引退後の曲をあの大舞台で6000人を前に彼女が高らかに歌った事。
舞台上の出演者の皆様の素敵すぎる粋な演出。
最初から最後まで彼女に華を持たせてくれたGeroさん。
























感謝した。とにかく感謝した。
もう、感動とかの域はゆうに超えていて、言葉にならなさすぎる感情。あれなんていうんだろうね。
兎にも角にも胸が熱かった。目に心に耳に焼きつけなきゃって思っても視界は歪むもんで。汗か涙かもうわかってなかったけど顔はびしゃびしゃだった。






なんだかずっと、夢見てたのかもしれないって。10年前の私はもちろん5年前の私すらこんな日が来ると思ってなかったし、そんな昔の私に教えてあげても絶対信じないと思う。それくらいドリームなステージでドリームな時間だったけど、ぜーーーんぶ現実で私の目の前で起こった事なんだよなあ…生きたらいい事あるってばあちゃんが言ってたけど、ほんとだった…


























そんな4thステージが終わって、近くにいた周りの方々に挨拶して、一緒に見届けた仲間たちと移動する中、前述に出てきたトゥライさんを好きな友達が泣きながら抱きついてきて「バルちゃん!最高だった!よかった!」って言ってくれてまた泣いた。

あー、よかったなあって。彼女のファン以外にも届いたものがあるとわかって嬉しくてたまらなかった。またわんわん泣いた。化粧全部落ちた。

 

「げろりん絶対バルちゃん呼んでくれるから、ほらいっておいで!」ってこれまた力強く見送ってくれてさ~また泣くじゃん~~~~。私、周りに恵まれすぎ侍。



















そして5thステージ。
絶対Geroさんとコラボすると思ってたし、するならこの曲だと予想はしてましたが、やっぱり実際目のあたりにするのも耳にするのも、衝撃がえぐすぎる。


当時コラボしてなかった二人が、ここに来てコラボ。感動しないわけがない。一昨年のげろソニから密かにバルとげろりんのコラボ、絶対熱いし相性いいから見てみたいなあっと個人的に願っていたものが叶った瞬間でした。ニコニコや歌ってみたを好きだった人なら知らない人はいない名曲「ブラック★ロックシューター」












この曲は、バルシェがニコニコ、歌い手を引退するとなった時に一般公開した最期の曲でした。再三同じことを言うようですがこの曲を歌う姿も、見れる日が生きてるうちに来るなんて思ってなかったよね~




Geroさんと交互に歌い分けていくなかで、じわじわとこみ上げてくるものがあり、最初はノリに乗って聴いていたんですがだんだん動きが止まっていくことに自分で気づいて、視界がぼやけにじんでいることにも気づいて。
















歌詞が、良すぎる。



















これは初音ミクちゃんの楽曲であるともちろんわかっていながらも、あまりにも歌詞と彼女がリンクしているように私には聴こえて、震えました。



「真っ暗で明かりもない崩れかけたこの道で
あるはずもないあの時の希望が見えた気がした」

とか

「ブラックロックシューター 懐かしい記憶
ただ楽しかったあの頃を
ブラックロックシューター でも動けないよ
闇を駆ける星に願いをもう一度だけ走るから」

とか

「未来を生きていたいんだわかったの
思い出して強く 強く 信じるの」

とかとかとか



















なによりここ


「最初からわかっていたここにいることを
わたしのなかの 全ての勇気が 火をともして

もう逃げないよ」










言葉を音に乗せて高らかに大切に一言、一音を歌い上げる彼女にまた泣かされた。「今のバル、あんたそのものだよ」って温かくて仕様がなかったです。














これも楽しそうに嬉しそうに歌って、MCで話すバルの姿が愛おしくてたまらなかったです。
































そしてエンディング。演者一人一人の挨拶のターン。(ピコさんの「あんたたちブスねー!」がすげー好きだった)


Geroさんの「おバル!」の声にのそのそと出てくる金髪かわいこちゃん。(この砕けた呼び方も個人的めちゃくちゃ胸熱案件)








「みなさん今日はありがとうございましたー!」
との挨拶が始まり少し話をしてからの最後。


























「Geroがバルをあの日に戻してくれました!」


















あくまで、さらっと。
冒頭の挨拶から流れるように、この発言。笑顔で。






















やめてよ~

泣いちゃうよ~~~













まず何を言ったか一瞬理解できなかったんだと思う。周りの仲間たちと顔見合わせた。笑
そして理解できて、ドバッと。溢れるもんが溢れに溢れた。










VALSHEがこの発言をした事に、きっとニコニコの時からこの日までバルを好きだった多くの人は胸打たれたんじゃないかなと思います。

それくらい、めちゃくちゃいい意味で重い言葉だったと私は思う。






あー、バルがこれ言ってくれたならもう大丈夫だな。

当時バルを好きになった10歳くらい若い私、どうして「バルシェ」も大切にしてくれないのって不安と不満と悲しみを抱いてた6歳くらい若い私に、現在の最高齢の私から言いたい。



























よかったな!!!!!!!!!!
































何がよかったとかわからないけど、もうなんか、そういうこと。



何かを誰かを10年というレベルの期間応援したり見続けてきた事が私にはないので正しいのかわからないけど、なんかもう、本当に幸せでした。よかったです。感動しました。私の人生に。




参加された色んな方が「青春時代でした」「夢のようでした」「懐かしかったです」と言う中、私には全くそんな感想が生まれなくて。なんでだろう?としばらく考えてたんですがきっとVALSHEさんが走り続けてるからだと思います。
VALSHEの今の状態でのパフォーマンスだったから、対応だったから、だと思う。

右肩の蝶聴いて当時聴いてた右肩の蝶と全然違ったもん。10年の月日の中で、彼女が努力した成長した証拠。10年走り続けてきた姿でのこの日のパフォーマンスだったからだな、と自分勝手に納得。

走り続けてきたからこそ、あの日に触れてくれたあの瞬間やこの日が真新しいものに感じたり輝いて見えたり、一等尊いものに感じたのかも。







楽曲を歌ってくれたこともそうだけど、私はなにより彼女が本当に楽しそうで嬉しそうにしている姿が一番、一番一番嬉しかった!!!!!

もうほんと、よかった!!!!!

いつもフェスなどで彼女はかっこいいを先攻させている気がするので勝手に身内で「余所行きのバル」って呼んでるんですけど、いや~もうワンマンライブの時とかFCイベントの時みたいにMC中とか演者さんと話してる時バルの周りにお花見えたもんね?え、かわ…たんぽぽさんや…………




















改めて、ちゃんげろソニック2019ありがとうございました。
フェスっていいですよね。何をしててもどこかで音楽が流れてるもん。





楽しい時間を創ってくださった演者の皆様。スタッフの皆様。

近くにいてお話ししてくれたり、いっぱい気遣ってくれくださった誰かのファンの皆様。

会えばいつも声をかけてくれるバルのファンの人たち。

いつも一緒にいてくれる心強すぎる仲間たち。

バルを呼んでくれて、バルをあの日に戻してくれたGeroさん。



あの日に戻る事を選んでくれて、最高にかっこいいステージを魅せてくれたVALSHEさん。





















2019.05.11
私はこの日を一生、忘れないと思います。
本当に楽しくて嬉しくてたまらない、幸せにはほどがある1日でした。

生きててよかったね、って自分の人生を初めて褒めた日です。





VALSHEさん、すぐにシングル発売にリリースイベント、対バンゲスト出演に全国ツアーがあります。

彼女、休む暇なく走り続けます。

げろソニきっかけで彼女のステージに面食らった人、ぜひ来て欲しい。

 

今回のシングルげろやばいよ。

VALSHEのライブめっちゃ楽しいよ。

 

たぶん彼女もちゃんげろきっかけでCD買いましたとかイベント、ライブ遊びに来ましたって聞いたらめっちゃ喜ぶと思う。

いや彼女の何を知ってるわけでもないので大声で言うつもりはないし何様って思わせたら申し訳ないのですが、なんか、嬉しそうにする彼女の姿が目に浮かぶwww













そしてバル。

バルが走るから、頑張るから、私も走るし頑張る。

10年は、長いねえ…。

 

10年の内にいろんなことがあったと思う。私個人にもあった。
世の中には素敵な人や物事が溢れているから、私もこの10年でいろんな出会いがあっていろんなものを感じてきたけど、たくさんの素敵な人や物事に出会っても、1番はバルだった。その時々で1番にくるものは変わってきたけど、総合1位はバルだったよ。

 

いつもたくさん楽しい事をしてくれるバル、音楽でいつも答えてくれるバル。

ファンが知ってる辛かった事、ファンが知らない辛かった事。他にも貴女はたくさん乗り越えてきたのでしょう。
一筋縄ではいかなかったVALSHEとしての人生を、ファンの一人として私は自分の事のように誇りに思います。


変わらず変われ。
あなたに届けばそれで良し。


何もない私ですが、これからもよろしくお願いします。
9周年ももう後半戦、大いに楽しんでいきましょうね!

そして来たる10周年!10と言わず11周年!!もっともっと!!!

 

これからもご活躍を心より願い、微々たる力ですが応援してます。





大好きだぞーーーー('◉◞⊖◟◉` )!!!!!!