今回は、地元北海道の歓楽街すすきのでキャバクラ13店舗の一日体験入店をはしごしてみました。
体験してみて思ったのは、自分が通える圏内にキャバクラ店の数が沢山あればあるほど稼げるということ。
当たり前ですが、自宅から通える範囲にキャバクラ店が1～2件しかなければ体験入店のはしごもできません！
すすきのは、夜のお店が集まっている歓楽街ですから、キャバクラ店を13店はしごするのは難しくありませんでした。
ですので、すすきのに限らず、歌舞伎町や中州など大きな歓楽街であれば簡単に色んなキャバクラ店で体験入店のはしごをすることができます。
大きな歓楽街であればあるほど稼げますのが、地方の方は難しいですね。
しかし、お店によっては体験入店期間に融通がきくところもあり、一日体験ではなく三日体験や気の済むまで体験できるといったこともあります。 そのような交渉をお店とすることができれば、1～3店しか通えるキャバクラ店がなくても、ある程度の金額稼ぐことができるでしょう。
しかし、長く働けば働くほど本入店を迫られたり、断りにくくなるのがデメリットですね。
ちなみに、北海道ではキャバクラ＝おっぱいパブ(下着姿や上半身裸になり、おさわりありの接客をするお店)となります。 実際に私が働いたのは、ニュークラ(本州の一般的なキャバクラ店)ですので、すすきので働く方は間違えないように注意してください！
体験入店でもバックは貰える！
実際に、色々なキャバクラを体験入店してわかったことは、体験入店では決められた時給(日給)の他にバックが貰える店が多いということ。 お客様から場内指名を貰えたら場内指名バック、有料ドリンクやボトルを入れてもらえればドリンクバックが貰えます。
また、万が一体験入店中に知り合いが店に飲みに来てくれたりすると、本指名バックも貰えます。
私はキャバクラでバイトをするのは今回が初めてでしたので、自分のお客様を持っていませんでした。
しかし、体験入店二店舗目で連絡先を交換したお客様が別のお店で体験入店をしている時に飲みに来てくれたんです！
その為、本指名バックを貰うことができました。このように、体験入店でも頑張れば頑張った分お給料を沢山貰えます。 一日体験時給3000円などの約束であってもそれ以上に稼ぐことは可能ですので、体験入店だけでもかなり稼げる可能性があるんですね。
未経験なら本入店とほとんど条件は変わらない！
私が一日体験をする前に思ったのは、体験入店は本入店に比べると条件が悪かったりあまり稼げないのでは？ということ。
しかし、働いてみてわかりましたが、未経験者であれば体験入店も本入店もほぼ給料の条件は変わらないんです。
体験入店というのは、そこのお店によって時給が定められています。
ホームページや電話で確認できますので、体験入店前に調べてから行きましょう。
そして、体験入店後に店長や担当者と面談があります。
そこで、本入店した時の時給を交渉される訳です。
ここで、聞かれるのは
・キャバクラ経験者であるかどうか。
・自分が呼べるお客様は今何人くらいいるのか。
・看板や広告、ホームページに写真をのせることはできるか。
・週に何回出勤が可能か。 他にも色々ありましたが、主に給料に関係してくるのはこのあたりです。
もちろん、経験者のお姉さんであれば、お客様を多く持っているため時給を高くしてくれるでしょう。
しかし、私は学生の為、週に1～2回しか出勤ができない、キャバクラ未経験者でお客様もいない、親バレを防ぎたいので顔は出せないということを伝えました。
店側からすれば、条件の悪い子が来たな…と思われたでしょう。
そうなると、最初は体験入店と同じ時給3000円ですと言われました。
しかも、体験入店時よりも、クリーニング代、税金、雑費など経費として引かれるお給料が低くなるとのこと。
もちろん、未経験でも容姿がとびきり良い人は、店側も是非来てほしい！と高い時給を設定することでしょう。
学生さんや未経験のほとんどの方は体験入店時と本入店の給料は変わりませんから、体験入店で稼ぐのは賢いのでは？と思いますよ。
体験入店のはしごをするメリットは？
キャバクラの体験入店は、自分でお店を探して、電話をしなくてはならないので、沢山のキャバクラ店をはしごするのは意外とめんどくさいです。
しかし、キャバクラ体験入店のはしごをしてみると、色々なメリットがあることがわかりました！
詳しく説明していきますね。
人間関係がめんどくさくない
キャバクラは女の職場です。
厳しい上下関係や派閥があります。
一ヵ所で働けば、意地悪な先輩にあたったり、誘われれば仕事終わりに飲みに行ったりも。
その分、一日体験はとても楽です。
皆が初めてですから、せいぜい軽い挨拶程度をすれば良いだけで、私のように深い人付合いが苦手な人でもストレスなく働けます。 実際に私が今回13店のキャバクラを体験しただけでも、こんなことがありました…
待機室内に入った時に、入り口のドアに近いソファ席は、売れている派手めなグループ。入り口から遠いソファ席は中堅グループが座るから。と先輩に説明される。
背もたれのない椅子や簡易の椅子は、新人やグループに入れていない人や体験入店の子用であるから使ってとのこと。
新人さんは優しかったものの(そのことを教えてくれたのも新人さん)、ソファに座っているグループは体験入店の子などガン無視。
挨拶などもなく、とても偉そうにふるまっていました。
そこで実際に働くとストレスも多そうですが、一日なら我慢できるというのが本音。グループが好きじゃない人が人間関係に悩まなくて良いのは、体験入店のメリットかなと思います。
休みの期間だけ働ける
キャバクラでバイトしている大学生は意外と多いと思います。
しかし、学業がおろそかになるなどのデメリットも。
体験入店なら一日から働けますので、長期休暇中にも働けますね。
1店舗で、夏休みだけ働くなどでも良いのですが、そうなると店側から休みが終わった後も土日だけ出てほしいなどと延長を頼まれることも。
体験入店をはしごすれば、後腐れはないので、とても楽です。
お客様を呼ぶプレッシャーがない
本入店してしまうと、お客様に指名されなくてはいけない、同伴しなければならない、売り上げをあげなくてならない、などのプレッシャーが出てきます。
体験入店なら、基本はヘルプや新規の席で接客をすれば良く、ノルマもありません。 プレッシャーがないぶんストレスもなく、楽に働くことができます。
しかし、いくらノルマがないからといっても、やる気なくお客様の席に座っているだけではNGです。
体験入店中もお店からは見られています。あまりにやる気がなさそうだと、早く帰されたり約束の時給分をもらえないことも。 指名につながらなくても、一生懸命接客をしましょう。
今回の体験入店はしごの中で、「貴女が接客してくれると席が明るくなるから是非うちに来てほしい。」と誉められて約束の時給より多目に給料を頂けたこともありました。
体験入店のはしごをするデメリットは？
気軽に働けて、お給料を貰える体験入店のはしご。
デメリットはあるのでしょうか？
見ていきましょう。
系列店だと1体荒らしだとばれる
今回は、13店の一日体験ができるキャバクラ店を自分で探して体験してきました。
同じ店の体験はもちろん一回につき一回ですのでしていませんが、私が見落としてしまったのが、系列店です。
A店B店C店とキャバクラ店の名前は違っていても、経営者が一緒ということは良くあります。
同じビルに入っていることもあれば、同じ歓楽街内に何店舗も店を構える大手キャバクラグループも。
キャバクラ未経験者の私はそこまで考えておらずPグループという大手グループの系列店である店舗3店で体験をしました。
2店目では特になにも言われなかったのですが、3店目で「最近グループ店で体験２回してるね？」と言われてしまいました！
怒られると思ったのですが、「うちで働きたかったの？」とのこと。
とりあえず色々な店で体験をしたかったが、同じグループだと知らなかったと正直に言ってみました。
すると、店長さんが良い人だったので笑って対応してくれましたが、体験入店ばかりしてると、体入荒し(体験以外に働く気はない)とみなされて体験を断られる場合もあると教えてくれました。
そのようなことを避ける為にも、短期間で体験入店をはしごする場合は、できるだけグループ店を避けるのが良いでしょう。
毎回雰囲気が変わるので緊張する
色々なお店を体験してわかったのは、店によって特色が違うということ。
同じキャバクラでも、小さくてアットホームな店やVIPが集まる高級店など様々です。
同じお店で働くと、慣れてくるかと思いますが、雰囲気や働いている人が違うと毎回緊張してしまうというデメリットもありますね。
キャバクラの体験入店はしごでいくら稼げた？短期体験で賢く稼ごう！
今回私が13店舗のキャバクラ体験で働いた時間は、一日につき4～5時間。
全部で62時間でした。
最低日給は8,600円、最高日給は19,000円(バックあり)、13日間で162,000円でした！ 旅行にもいけちゃいますし、結構大きい金額ですよね！
これは北海道すすきのでの話ですから、東京などの大都会だともっと貰えるのかもしれません。
体験入店をはしごするというのは、良いことなのか？ダメなんじゃないか？と不安に思うかもしれません。
「体験入店あり」とお店から提示されて働く以上は、給料をもらう権利があります。 もちろん、同じ店舗で何回も働くのはダメだと思います。(ほとんどの店では出来ないですが)
しかし、雰囲気を一度見てほしいというキャバクラからすると貴女も立派な戦力です。
体験しかする気がなくても、もしかしたら気が変わるかもしれませんよね？