療育園の入園式はカオスだったが想定内。
在園児さんも含め大騒ぎだったから何も気にしなくて良かった。
スーツにネクタイの息子が可愛くて、親ばか炸裂で写真を撮りまくった。
正門の立て看板前。満開の桜の木の下。
あげくにバス停近くの写真館に飛び込みで入って撮影もしてもらった。
親子三人のちゃんとした写真はなかなか無いので良い記念になった。
(逃げないように私が息子の肩をがっちりと捕まえて映っているが)
息子の通う療育園では、一か月以上もの長い親子通園期間がある。
入園式で疲れさせてしまったためか、翌日から息子は発熱して4日も休んでしまった。
看病疲れと出遅れてしまった焦りとともに、親子通園がスタートした。
ひたすら体力勝負で、へとへとに疲れながらも楽しくて、
忘れられない濃密な期間だった。
初めはよそよそしかった母親同士も、
いつの間にか障害以外の明るい話題も気さくに話せる仲間になっていった。
初めのうちは、他害のあるお子さんを巡ってヒヤリとした空気がクラスに流れたこともある。
でも、自分の子供だって、いつ攻撃する側にまわってしまうかもわからない。
いたずらに他人を責めれば、その刃はいつか自分に返ってくる。
淡々と受け流す、聡明なお母さんたちの配慮により、騒動に発展することはなかった。
(ちなみにその子は今では他害も影を潜め、
息子が他の子におもちゃをとられてぽかんとしていると、
取り返してきてくれたりする優しい子になっている)
親子通園、楽しかったなぁ。
もう一度同じ期間やれと言われたら泣くけどね。