記念すべき第一回は

『バッファロー66』

 公開された当時はカルト的な人気で話題になりました。

画家で俳優でミュージシャンのヴィンセント・ギャロが監督・脚本・主演・音楽をこなした映画第1作目のこの作品。

一風変わったカメラワークやストーリー展開に最初は戸惑いますが、次第に慣れてきますのでご安心を。



(あらすじ)

5年の刑期を終え、刑務所から釈放されたビリー・ブラウンは、ニューヨーク州バッファローの実家に戻ろうとするが、長年の溝がある両親には電話で刑務所にいたことは話しておらず、電話で「政府の仕事で遠くまで行っていた」と偽る。さらに勢いで「フィアンセを連れて帰る」と嘘を並べてしまう。

フィアンセどころかガールフレンドもいないビリーは、トイレを借りた建物の中のダンス教室でレッスン中だった少女レイラを拉致し、自分の妻のふりをするよう脅迫する。そしてビリーには実家に戻るだけでなく、バッファローでの真の目的もあった。

ビリーの実家であるブラウン家を訪れたふたりだが、ビリーの父ジミーも母ジャンも、息子のことを大して気にかけてはおらず、ビリーは子供のころから両親から愛情を受けてこなかったことが判る。特にジャンはひいきにしているアメフト・チームのことで頭がいっぱいで、最後にチームが優勝した1966年は、ビリーの出産のために優勝試合を観戦できなかったことを未だに愚痴る始末。4人はギクシャクしたまま、気詰まりで時に険悪な時間を過ごすことになったが、レイラの気遣いで多少は和やかになり、ふたりはブラウン家を去ることができた。

横暴で癇癪持ちで気難しいビリーに反発していたレイラだったが、ともにいるうちにビリーの純粋さや繊細さ、優しさを理解し、次第に愛情を抱くようになる。ビリーの昔馴染みのボウリング場に寄り、ふたりきりでモーテルで過ごすころには、ビリーもレイラの愛情に、かたくなな心をほぐされていった。それでも真の目的を果すために、夜中にモーテルから出かけようとするビリーに不安を感じたレイラは、必ず戻って来てくれるように訴えた。

レイラの感じたとおり、ビリーは危険を冒そうとしていた。彼が刑務所に入るはめになったのは、ノミ屋との賭け試合に負けた埋め合わせに他人の罪を被ることになったためだったのだ。ビリーは自分が負けたのはチーム・バッファローのキッカーだったスコットが八百長をしたせいだと思い込んでおり、その復讐を密かに誓っていたのだ。引退したスコットが経営するストリップ劇場に銃を持って入るビリー。そこでスコットを射殺し、自らも自殺してしまおうと覚悟を決めようとした。しかし死んだ後も何も変わらず、自分の墓の前に座って話している両親のことを想像して馬鹿馬鹿しくなり、実際に引き金を引くことなく劇場を後にする。

ビリーはレイラの元へと戻り、ふたりは抱き合って眠るのだった。

引用Wikipediaより



私は主人公ビリーのキャラクターが好きですね。

粗暴で癇癪持ちで幼稚で、

それでいて弱くて酷く傷ついてて、

絶対に嫌いなヤツなんだけど、なんだか憎めないというか、ほっとけないというか。

モーテルでのチェリーっぷりはウケた。

最後レイラの元に戻り

「コレがお前のハッピーエンドじゃねーの!」

と言ってあげたい。


入り込んで観ると、結構切ない部分も多くて。意外と繊細ですよ。

これが独特の色風、音楽に乗せて進行するので、ハリウッドのCG作品に飽きてきた人は新鮮かも。


数年前までは、映画ランキング等でよく見かけましたが、最近はあまり見ませんね。

20年前の作品ですが、若い人が知らずにいたらもったいないと思うので取り上げてみました。


ヴィンセント・ギャロって

名前がすでにオッサレーやね。


ではでは