また批判コメントが来ました。
女性と思いますがかなり過激なコメントです。


少し紹介すると、

「本当に生活に困窮したこともない癖に安易に生活保護に頼るな。
 恥ずかしくないのか?プライドはないのか?」と・・・


この方はDV旦那と離婚して3人の子供を引き取り自炊されているそうです。


3人もお子さんがいてとっても幸せですね。
今はきついかもしれませんが、ちゃんと育てればきっと子供達が助ける時期が来ます。
そういう人達を私も自分のまわりで沢山見ています。


最後に結びは、
「人として扱われたいのなら、嘘ばかり付いてないで、人として普通に生きろ。
 自称うつ病の人間が、反論してんじゃねえ
 本当にうつ病ならそんな反論でくきるわけない。
 社会にわがまま言ってないで、ささっと自殺しろ。」(原文のまま)


私はうつ病でもないし、自殺も考えたこともない人間です。(今は金欠病ですが)
それは人間は自ら命を絶ってはいけないからです。


私達は自ら辛い人生を選択して産まれてくるとき、絶対に途中で投げ出さない、
自ら命を絶たないと誓詞を誓ってこの世に生まれてきますので、
重大な契約違反になります。


人は天寿をまっとうしなくてはなりません。

自殺まで思い詰める様な苦しい問題も後年に思い出して、
結果は別としても”良くやったなあ”と懐かしむ時が必ず来るからです。


そして、
人にとって1番辛いのは、最終的に心の辛さです。 
物質的なものは慣れがありますが、
   
心が弱ると、回復するのは大変な事です。 
命に関わります。 


自殺者が増えている現在、
普段から心を弱らせない為に全てに(悪いこともにも)感謝できるように、
物事を受け取る習慣が必要です。 


そうすると、
今まで見えてこなかった、親の恩とか・・・・・
色々な気付きが起こり変化が起こります。  


これは、
他人にしてもらうことではなく、自ら辿らなければいけないことです。


私もこの方の幸せを願いつつ、
自分も自分ができる目の前のことをしていきます。
 



それでは前回の続きですが、


ハローワークで担当者から聞いたある場所とは、
公園だったのです。


それも役所から歩いて10分ぐらいで市街地の真ん中にある場所で、
以前から知っていた場所ではありましたが、
まさかここが私の居住地となるとは・・・


生活保護受給は私みたいに住民票がなくてもどこででも申請することができます。


保護を必要とする方の「居住地」または「現在地」において実施され、
住居がなく野宿をしている人でも直ちに保護を申請することができます。
野宿生活の人は、今いる場所の近くの福祉事務所で申請できます。


しかし、定まった住所のない方が申請に行った場合、
窓口職員から「施設」に入るように言われることが多くありますが、


窓口での指導に根拠も権限もありませんが、
現実には施設に入所し、施設を居住地として申請をすることもあります。


Kさんの場合、やはり居住地の問題で頭を悩ましたそうで、
それを役所に相談したら、

なんと橋の下を紹介されたそうです。


実際、その橋の下には先住のホームレスの人たちが2~3人いて、
寝袋も貸し出して「あの場所にどうぞ」と言われたそうで、


Kさんもさすがに冬の寒空で無理と思い、
知り合いに居候を無理に頼んでそこを居住地にしたそうです。



早速その公園に行ってみると、
交番がすぐ横にあり、市街地ではありますが、
幹の太さが直径2mぐらいで高さ20~30mぐらいのクスノキが3本ぐらい生い茂り、


日差しもあまり当たらないようで、
その枯れ葉や鳩のフンがベンチの上とか至るところにある
ひんやりとしているが、寝る場所がないような所で、


「どこに寝るといいのだろう・・・」としばし考えましたが、
実際に寝るわけではないから適当に答えておこうと思ったわけです。


「よし、これで居住地は決まった」と思い、
役所に報告に行ったのです。


その前にこういうことがあるかもしれないと思い、

2台持っていた携帯電話が料金未納で使えないため、


わずかなお金ををやり繰りしてプリベートカードの携帯電話を買い、(今はかなり安いですね)
連絡がいつでも取れる状態にしておいたのです。


役所に最初に会ったホームレス担当者に報告に行き、
「居住地が決まりました。○○町の○○公園ですが・・・」とちょっと笑顔で言うと、
「それは良かった、では今度確認に行きますから連絡はどうしますか」


「はい、携帯電話を知り合いに貸してもらっているのでこの番号に連絡ください」
(買ったなんて本当のことは言えません)
「わかりました。それでは後日連絡します。」


これで問題を一つクリアしたなという安堵感で、
足取り軽くペダルを踏み役所を後にしたのです。


そして、
「リリ~リン、リリ~リン」2日後の午前中に携帯電話が鳴り、
「明日の午後12時半ぐらいに確認に行きますので・・・」


「はい、わかりました。いつもその場所にはおりますので・・・」
と答える私の姿があったのです。


当日、役所の担当者を公園で待っていると・・・



つづく。

来年1月4日より再開します。
皆様もよいお年を・・・。


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こちらをカチッとしていただくと幸いです。

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