「愉快な歌三線師範」山田でございます。

去った6月30日、アイム・ユニバースてだこホールにて

「第18回尚志会藝能祭」に出演いたしました。

数ヶ月前、八重山古典民謡保存会の先生から

『「まるまぶんさん」の地謡はできるか？」

と打診を受けて快諾し、舞台内容や主催者についてよくわからないまま稽古をしていたのですが

舞台が近くなって初めて主催となっている「尚志会」について調べ、沖縄県立八重山高等学校のOB会であることを知りました。

舞台内容も充実しており、八重山舞踊だけなのかなと思っていたら

地域の伝統芸能や県内有名アーティストによる舞台も組み込まれており、ゴージャスの一言でした。

いち高等学校のOB会でここまでの舞台を、しかも定期的に行うというのは尋常なことではありません。

よほど結びつきの強い、伝統のある会なのだなと感じ入りました。

舞台の副題となっている

「燃ゆる思いを君知るや」

という言葉は何なのだろうと思っていたのですが、

リハーサルの最中に流れた「行進曲」に使用されているフレーズでした。

八重高行進曲

（YouTubeに飛びます）

この曲が流れると一緒に舞台上で座っていたOBの方々が一斉に歌を口ずさみ、強烈な一体感を出していました。

同じ島に生まれ、同じ高等学校に通ったという縁がこれほど強く・長く続いているという事実に圧倒され、大変羨ましいなと感じました。

尚志会第20代の会長であり、私の個人的な恩人でもある仲盛先生。

久しぶりにお会いでき、言葉を交わせた御縁に感謝いたします。

次回の舞台でもお呼びがかかるよう、今後も実演家として頑張ってまいります。

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【出演報告】6月30日、「第18回尚志会藝能祭」に出演しました