戦後日本の学校音楽教育の中で教材としての位置づけで導入された経緯から触ったり見かけたりした人は多いと思う。この鍵盤ハーモニカ、郷愁を誘う懐かしいハーモニカのような音色と鍵盤方式の操作を取り入れた楽器で、子供の頃に演奏はしたものの、ピアノや、ギターなどと違って大人の趣味や生涯学習などに取り入れられていないこともあり、一般の人は学校を離れてしまうと演奏する機会があまりなくなってしまう楽器の一つかもしれない。
一番有名なのはヤマハのピアニカ。元々ピアニカは現在ではギター製造メーカーなどで有名な東海楽器が開発した楽器。詳細な経緯はわからないが、後にヤマハがその商標を譲り受けるような形で大量製造をするようになり、今日に至る。
他に、鈴木楽器という会社がメロディオンという商品名で販売している物、全音が出しているピアニーというのも有名である。すでに廃盤になってしまったがアコーディオンの会社で有名なトンボが出していたピアノホーンなるものもあるが現存の本数が少ないようで、あまり見かける機会がない。
いずれも基本構造は同じだが、ボディーの形状の違いによる共鳴などによりその音色は異なる。鍵盤楽器でありながら吹奏楽器ということもあり、長音の抑揚が息づかいによって多彩につけられる特徴がある。また、一般的な吹奏楽器では出来ない和音の発音も鍵盤方式による操作で可能となる珍しい特徴を持っている。
このページではこんな鍵盤ハーモニカに魅入られたkxdegawaが思うところを述べていくようにしたいと思う。
