数年前、NHKで旧作のサンダーバードが放映されていました。

 

半世紀以上前に作られた英国の特撮人形劇です。

 

「海上ステーションの危機」という題のシーンで

 

基地内のリビング兼指令室が映し出されました。

 

その時、気になったのがバックの絵です。

 

水墨画のようですが漢字らしき文字も書かれています。

 

私が独自に調べてみたら

 

落語家の蝶花楼馬楽という人ではないかと記事にしました。

 

ところが・・・ 数日前、

 

東洲斎写楽の「中島勘蔵の馬子寝言の長蔵」の模写ではないかと

 

教えてくださった方がいました。

 

 

 

写楽・・・ そうあの有名な江戸時代の浮世絵師です。

 

 

 

 

 

これが東洲斎写楽の「中島勘蔵の馬子寝言の長蔵」の全体像。

(ネットより)

 

 

字体では東洲斎楽画と読めます。

 

 

 

 

 

 

美術スタッフが漢字を模写した字が馬に見えましたので、

 

てっきり馬楽と思い込んでました。

 

m(__)m

 

日本人スタッフがいたら漢字に長けてるので

 

寫楽(写楽)と書いていたかもしれませんね。

 

 

 

 

でも謎の手掛かりはこのシーンに隠されていたのです。

 

それも気がつかなくて・・・

 

 

 

 

この浮世絵です。

 

 

 

 

 

「四世岩井半四郎演じる重の井」

 

これも写楽が描いていますので、

 

ネットで検索するとき手掛かりになったかもしれません。

 

(ネットより)

 

 

 

 

これがその時の記事です。

 

 

 

追伸、

 

NHKシリーズのサンダーバードは日本語吹き替えでしたが、

場面によっては英語でのセリフもありました。

 

日本語で会話してたかと思うと英語の会話になったりするのです。

 

なぜこのようになり全編日本語を離さないのかわかりませんでしたが、

ようやく真相がわかりました。

 

当初、昭和40年代の放映時にカットされていたシーンがあって、

再放送時はそのカットされた部分も放映されました。

 

カットされた部分は英語のままという訳です。

 

 

 

 

サンダーバードをあまり知らない方はどうぞ