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”退院を目指す”


言葉

ここ数年、日本は明確に変化してきたと感じる。
一つは、長年積み重ねてきた風習を、ほんの僅かな苦情で取り止めてしまうという事態が表面化したこと。
除夜の鐘。
餅つき。
そして、世の中から敬語を排除しようという動きを感じる。
ドラマの吹き替えでも、女性出演者のセリフがやけに体言止めで終わっているように感じる。
敬語や女言葉は、相手を敬ったり、女性のしなやかさ、優しさを表す日本の良き特徴だと信じている私には、どうにも耐え難い。
テレビでも、レポーターやMCの言葉遣いがやたらおかしい。例えば、一般視聴者にインタビューしているレポーターが時折タメ口で会話しているのだ。
MCは、「見る」「聞く」「~してもらう」など、基本的な単語の敬語表現を知らないのではないだろうか。
「拝見する」「拝聴する」「~して頂く」と敬語で話せばどれだけ素敵に見えるだろうか。
その割に、「司会をさせて頂くことになりました~です。」などと間違った敬語を使ったり、国民の範たる存在であるべきアナウンサーですらこの有り様だ。
「司会を務めます~でございます。」でいいのに…。
皇室関係への言葉遣いも最低だ。
「佳子様」など、不敬の最たるものだ。
日本人なら「佳子内親王殿下」と言い給え。これでは国民にも正しい言葉遣いが浸透しない。
しかし、一般人でもない高貴なお方をつかまえて「様」はないだろうに。
マスコミ関係者各位、わざとやってるの?