1日にはアパートに戻ることに。
戻る前、父と母がお年玉の話をしていました。
あの子とあの子とあの子…
何人いるから何万円必要。
母は計算出来ませんでした。
父も何で分からない??とちょっと苛立っていました。
5人に1万づつ。5万円。これが計算出来ませんでした。
分からないんだよぉぉぉ。母の叫び。
耳に残りながらアパートに帰りました。
翌日。
いつも通り職場に行き、仕事をしていました。
お店は広いホームセンターのようなとこではなく、レジは一つ、その横に電話が一つというような造り。
客足が途絶え、今のうちに昼入っちゃおうかと事務所に入り携帯を見たら父の携帯から10件ほどの履歴。
もう分かってます。母に何かあったのだと。
すぐ折り返しました。
父が電話越しに言いました。
お母さんもう意識がない。いつ死んでもおかしくないから明日は仕事を休んでほしいと。
わかった。休みとるよ。もし何かあったら携帯じゃ気づかないからお店に直接かけてくれ。
休憩を終え仕事に戻りました。
あぁ休ませてくれと職場の人に言わないとな…と考えながら仕事をしていました。
休憩を終え2時間後くらいだったと思います。
店の電話が鳴りました。
他の従業員が取ります。
◯◯さんご家族から電話ですよ。
覚悟してました。
受話器もすんなり取りました。
父が震えた声で言いました。
お母さん亡くなっちゃったよ。
帰って来い。
うん。
その時はお正月セール。
店も混んでました。
お名前ボードにはお待ちのお客さんの名前がズラリ。
さっき言ったよーにレジの横に電話があります。
電話切った瞬間、私は泣きました。
お客さんなんか関係なく泣きました。
横にいた同僚に母が亡くなりました。
早退させてもらいたい。と告げました。
当然すぐそばにはお客さんもいたので、驚かせてしまったと思います。
そうして実家に戻り冷たくなった母と対面したのでした。
