久々の更新です。昨日朝までの雪の影響が残り、稍重以上の馬場悪化は決定的。週半ばから狙いを定めていた馬を狙います。

本命は8ヒップホップソウル。フラワーC、紫苑S2着といった中山牝馬限定重賞に実績あり。不良馬場の実績もあり、ここ2走は(秋華賞は外枠と出遅れ、前走も出遅れと距離短い)力を出しきれていません。紫苑Sの内容が出れば勝ち負けに持ち込めるはず。

対抗は少し捻って3クリノプレミアム。一昨年の覇者で父オルフェーブル、母父ジャイアンツコーズウェイなら重馬場は歓迎くち。

単穴に11コスタボニータ。近走の堅実な走りを評価。血統と展開で7コンクシュルも気になる。


◎8ヒップホップソウル

◯3クリノプレミアム

▲11コスタボニータ

△7コンクシュル

『一年の計は金杯にあり』という競馬会の格言から的中させて幸先のいいスタートを切りたいところ。

中山金杯は、有馬記念で馬券になった血統とリンクするという特徴をもっていること、また欧州系のノーザンダンサー系やロベルト系、ステイゴールド系の血を持つ馬が馬券になる傾向がある。

1番人気が予想される4エピファニーは、前走チャレンジC4着、前々走オープン特別勝ちが評価されてのものだが、父エピファネイアは内枠、中山小回りはマイナス材料である。

4エピファニーとの力関係から、1頭の穴馬に辿り着いた。9サクラトゥジュールである。2走前メイSでエピファニーを完封。父ネオユニヴァースは前走からの距離延長のローテーションを得意としており、メイSも距離延長で完勝している。また、父ネオユニヴァースは、中山の力の要る馬場は得意。母父シンボリクリスエスはロベルト系である。

有馬記念の勝ち馬は、父ハーツクライのドゥデュース。12月の中山芝の中長距離レースでハーツクライ産駒がよく馬券になっていたことから、ボーンディスウェイ、マテンロウレオ、カテドラルは要注意。展開は先行馬が少なくボーンディスウェイに向くか。

昨年2着で近走凡走続きで人気を落としているオルフェーブル産駒の6クリノプレミアムが特注の穴。


◎9サクラトゥジュール

◯6クリノプレミアム

▲8ボーンディスウェイ

土曜の阪神カップから振り返ると、4ウインマーベルが完勝でした。叩き良化型であり体調上向きいう見解どおり結果を出しました。

それにしても、新聞の印状況から4番人気とは売れすぎではないかと疑念を持ったところでしたが、午前の早い段階では単勝12倍前後で推移していた後、午後2時ごろには単勝9倍まで落ち込んでいた現象から、この間に大口購入があったことは間違いないでしょう。おそらく最高の状態に仕上がったウインマーベルの情報をどこかの誰かがキャッチしたに違いない、そう思わせるには十分な内容であったと思います。複勝も売れていましたが、連系の馬券はそれに比べて配当がついているので、この大口購入に乗じてウインマーベルを本命に変更するべきでした。単穴に10グラナディアガーズを指名していただけに、本当に惜しい。。。アイルハヴアナザー産駒は、叩き良化型がほとんどです。覚えておきましょう。


続いて、日曜の中山11R有馬記念。ドゥデュースの劇的復活勝利で何ともドラマティックな結果と言いますか、イクイノックス無きレースで負ける訳にはいかないとドゥデュースが自ら主張しているようでしたね。ドゥデュースの鞍上は武豊でないといけないんですね。この馬の力を発揮させられるのは武豊以外にはいないことが改めて証明された形で、3コーナー過ぎから外を持ったままで上がっていく走りは鮮やか以外の言葉で表現しようがないです。

2着は大外16番のスターズオンアース。ルメールマジックが炸裂してしまいました。。。フジテレビの解説を務めたヒロシさんが、入念に返し馬をやっていた当馬のことをゴール入選後にコメントがありましたが、ルメールは腕だけでなく、馬をどう動かし、その準備をどうすればよいか、様々なことを考えてレースに臨んでいることが理解できた結果でもありました。アッパレです。

3着タイトルホルダーは、私の予想どおりの展開に持ち込み粘り込みました。現状の力は出し切ったと言えるでしょう。馬券は美味しかったですね。

本命、対抗に押したタスティエーラ、ソールオリエンスは馬券圏外の結果になりました。3歳馬のレベルに疑問符がつくような結果でした。この一戦を糧に来年の予想と馬券の組み立てに活かしたいと思います。