この日の試合で、
ひときわ主役級に輝いて見えたのは
1年生セッターのMでした。
昨年の後半から、少しスランプ気味で、
なかなか思うようにいかない日々が続いていました。
ある日、
「調子が出ない?」と聞いたところ、
Mは少し悲しそうに「はい…」と呟きました。
そのとき、私は簡単なアドバイスだけ伝えて、
あとは見守ることにしました。
自分の力で乗り越えてほしかったからです。
セッターは、試合の中で一番ボールに触れる、
まさに“要”のポジション。
私自身も経験がありますが、
勝った試合ではアタッカーが称えられ、
負けた試合ではセッターが責任を背負う。
そんな場面は、日常的によくあります。
そして昨日。
ようやくMが復活してきました。
トスだけでなく、
高身長からのジャンプフローター、
ブロックでも主役級の活躍。
決勝リーグでも、
最後まで本当によく頑張っていました。
見ていて、
とても嬉しかったです。
もちろん、活躍したのはMだけではありません。
2年生ミドルのYは、
まるで高校生のような素晴らしいサーブ。
レフトのYも、
角度のあるスパイクをしっかり決め、
それぞれがチームを支えてくれました。
予選リーグでは全員が出場し、
1年生チームでも試合をさせていただきました。
決勝リーグでは、
高校生チームとの対戦も経験。
精神的・技術的支柱である
キャプテンとエースが捻挫で不在という状況の中、
優勝こそ逃しましたが、
本当に良い試合をしてくれました。
チーム全体の底上げを、
はっきりと感じることができた一日でした。
平塚学園高等学校バレーボール部の皆様とは交流させていただき嬉しかったです。また、ご一緒しましょう。





