先日購入したスマトラヒラタの詳細産地個体の産卵セットを組むことにした。


しっかりと詳細産地個体として♀の持ち腹で産卵してもらうことにする。


タイトル通り、今回は手の込んだセットとなる。やはり詳細産地個体という付加価値とWildとの事なので確実に累代する為に工夫を凝らしていく。


ひとまず無事に採卵出来たKuni×KDTの産卵セットを参考にし、使用した産卵一番と個人的に現地の土壌と少し似ていると感じた繊維質のマットをブレンド。更に柔らかくて匂いも良い、質の高い材を用意した。





このレベルの材だとスマトラヒラタ等ではなく、フタマタや材産み難関種に使用して良いくらいなのだが今回は何の躊躇いも無く使用する。


温度も上記で既に産卵が成功したスマトラヒラタと同様の温度、水分量となる。





恐らく材を入れている為、先に材に産卵して産卵するスペースが無くなり次第マットに移行すると思われるので、外側からでは卵の有無は確認出来ないと思われる。


正直、途中で割り出したいのが本音ではあるがこれで産卵していなかった場合は次に打つ手、即ちこれよりもっと良い環境を用意する様な案は無く♀に問題がある可能性が出て来てしまい、飼育者側で改善出来ることは無いのではないだろうかと思う。


普段WDを購入しないのは、種親は元気にも関わらず産卵しないことやペアリングが上手くいかないことがあるのであまり得意ではない。


なのでこれ以上は♀に任せて1ヶ月以上放置し、思う存分に産卵してもらえればと切に願う。