南シナ海問題 ケリー米国務長官と会談 | KUUTV(くーてぃーびー)

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くうのにゅーすどうがのかきおこしをよういしたわよ。
ほぼまいにちとどけてあげるわ。

現在、中国を訪問している米国のケリー国務長官は、17日、中国の習近平国家主席と会談しました。

今日はこのニュースです。


ケリー氏は、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で、中国が岩礁の埋め立てを進めている問題について、懸念を伝えたとみられています。

この習氏との会談の直前、16日には、ケリー氏は、中国の王毅外相と会談。

南シナ海の上記の件について、強い懸念を表明しました。


南シナ海の、中国による強引な埋め立ての問題については、5月13日の本コラム「南シナ海の埋め立て合戦」で扱いました。


このような流れにあって、米国が強い懸念を表明してみても、中国の習近平国家主席は、こう答えたと報じられています。

「意見の食い違いを適切に処理し、両国(米国、中国)関係の大局が妨げられないようにしなければならない。」

その上で、従来の主張を展開しました。

「広大な太平洋には、米中という2つの大国を受け入れる十分な空間がある。」

この台詞は、これまでも何度も繰り返されています。


今年9月には、米国を訪問する予定の習近平氏。
摩擦を望んでいるわけではありません。

よってしばらくの間、この問題は、議論を棚上げされそうです。