日経平均株価 2万円台回復 | KUUTV(くーてぃーびー)

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くうのにゅーすどうがのかきおこしをよういしたわよ。
ほぼまいにちとどけてあげるわ。

日経平均株価が22日、終値で2万円を回復しました。
今日はこのニュースです。

22日の終値は、20133円90銭でした。

このように終値で2万円台をつけたのは、直近では2000年4月14日以来です。

この時期は、ITバブル期と呼ばれ、通信関連企業がはやされました。


その前、日経平均株価が初めて2万円台に乗せたのは、1987年1月30日のことだったそうです。
正に、バブル真っ只中。

この頃、時価総額で上位を独占していたのは、東京電力と都市銀行でした。

東京電力の22日の終値は、484円。
見る影もありません。


時価総額とは、発行済の株式数に、株価をかけたもので、企業の価値を表す指標とされています。

この時価総額が22日、600兆円強。
ピークだった1989年の611兆円に迫る勢いです。

ちなみに、この1989年がバブル経済が大いに盛り上がった年で、日経平均株価は、最高値をつけました。

1989年12月29日、38957円44銭でした。


38000円まではいかないものの、最近の日経平均株価は勢いがあります。

現在、存在感を示している企業は、自らの努力で価値を高めた企業です。

たとえばトヨタ自動車、ファナック(工作機械)、ファーストリテーリング、三菱電機、ブリヂストンなどが挙げられます。


これらを筆頭にした元気な企業は、いま、手元の資金を賃上げに使ったり、投資に使ったりしています。

それが消費につながったり、生産材の需要を高めたりと、経済の好循環が生まれ始めています。


日経平均株価が今後、どこまで伸びるのかは未知数ですが、この2年半の間に、2.3倍になった事実はすごいことです。

どうか、1日も早く、中小企業にも賃上げが反映されますように。