空谷の跫音 -28ページ目

道具

いつもの道具を並べたらvivitだった
カラーセラピーやカラー占いがあるくらいだから
これらを選んでいるあたしの心理にも何か理由があるのだろう

ただ好きという事にだって、いくらでも理由をつけれるのだから

思い違い

ちょっと

勘違いしてたみたい


あたしずっと

あの人

なんだかんだいって

あたしのこと

好きなんだと

思ってたよ


だから

一人でも

だいじょぶだって

思っていたよ








さくら

振り向くと

なにも

残ってない

確かに

手にしたものが

あったと思ったのに

いろんなことを

やってきた分

残るものも

あるものだと

おもってたのに

簡単に

言葉になんて

したくない

でも

体全体で

感じ続けたい

わがままかな

寒い日

どっちが

都合よく扱われてるのか

もう わかんないけど

結局 おたがいさまだとは

思うんだけど

自分のほうが

「損」してるように感じる

今日みたいな日は

ほんとに

くやしくて

かなしくて

かといって

それをあからさまに出すのも

くやしくて

全然気にしてないように

振舞うんだけど

むなしくなっちゃって

自分では

もう

どうしようもない

境地で

こんな時に

人にやさしくなろうとか

綺麗事を

誓っちゃったりするんだなって

つくづく

身にしみたりする

溶ける

溶けて

溶けて

あふれでても

それでも

消えることは

ないのね

オレンヂ

きれいなものを

見て

きれいな言葉を

聞いて

ひととき

心に

息を

いれる

時間

あと 

どれくらい?



Bye

さよなら

あの人

過去は

美化されてこそ

素敵な

思い出

そこに

期待や裏切りを

上乗せしたら

あっと

言う間に

ずるり現実へ

さよなら

思い出

愛しい日々


ラフ

いろんなことが

ありすぎて

ぼやけ続ける

頭を

クリアに

しようと

もがくほど

輪郭は

ラフなlineに

いっそ

わけわかんないまま

一気に

駆け抜けてしまおう

僕はここにいます