先日の関西大学堺キャンパスでの報告会で
初めて聞く名前がいくつか出てきました。
この集まりにきていらしたのは私のような素人ではなく
専門的にお勉強されている人が多いようにお見受けしました。
それで、中央図書館に行くついでに
堺市博物館に「堺と鉄砲」のコーナーが出来たと聞いたので、行ってみました。
写真はOKだということで、写してきました。
古代の埴輪などのコーナーは、省略。
ここですね。
町屋の前に大筒がありました。
中に入ると
この前見た鉄砲の商いの様子の「和泉名所図会」のついたてと、堺段通。
御用札がかかっています。
鉄砲・弾薬等の移動・運搬する際に御用札を荷役物の上に掲げることによって、関所や城門などでの荷物検査を免除されてフリーパスで通ることができるのです。
鉄砲伝来のときからの展示の一部。
この前の井上家の御用札。
中央にでんとあるのが慶長大火縄銃。
堺と近江国友の鉄砲鍛冶による合作。
世界最長(3メートル重さ135キロ)だそうです。17世紀初めのもの。
鉄砲というと無骨なものと思いがちですが
象嵌細工が施された美しいものでした。
鉄砲の商いのやり取りのビデオがあったり
子供たちも楽しんで勉強できますね。
博物館前の茶室で一服いただきました。
黄梅庵
お茶はここ伸庵の立礼席でいいただきます。
とても美味しく点てられたお茶でした。
お菓子は、丸市菓子舗利休古印。
利休の愛用した納屋判と竹判を写したお干菓子です。
<1月23日撮影>