いつだったか

ずいぶん昔に

「粟清澄の里」が婦人雑誌で紹介されておりました。


奈良市郊外の田園風景の中にある

大和伝統野菜を使ったお料理でもてなす、素敵空間

いつか行ってみたいとあこがれていました。


その「粟」のお料理がならまちの町屋でいただける。


何年も直接行ってアウトだったので

今年は予約していきました。


11時半オープンを待って入りました。





長い土間をズズっと奥へ通され




奥から入り口の格子戸、暖簾を見たところ







靴を脱いで、この階段を上って




二階へ案内されました。

隠れ部屋みたい音譜





あちらこちらに

彩りよく

お野菜が飾ってありますラブラブ



収穫祭御膳をお願いしてありました。


まずは籠もりの前菜から





食前酒はブルーベリージュースでした。


きっちり一つ一つ丁寧に説明されましたが・・・




悲しいかな。

大和マナ、赤軸水菜、からし菜、ハヤトウリなど・・・

覚えているのはわずかあせる

赤いのは片平あかねかな、自家製こんにゃくもありますね。

録音させていただきたかったです。



次に出てきたのが

粟餅とお野菜の炊き合わせ、吉野葛の餡かけ。





旬の野菜のてんぷら。

四角豆、ひも唐辛子ほか・・・





岩塩でいただきます。



メインは大和牛の3種盛りです。






黒米のご飯に大和芋の落とし汁、日野菜のお漬物。










ご飯はお代わりができます。

もちろんしましたよ!

だって、ゆかりをかけて食べるととってもおいしかったんです。


もう十分満足な腹心地。


ここで別注してあった和菓子「粟生あわなり」登場。

一人前を二人でいただいたのですが

ちゃんと別にお皿とフォーク

そして小ぶりなお茶碗にお抹茶を二人分用意してくれました。





材料の粟と餡の白小豆と宇陀大納言小豆を持ってきて、説明が・・・

ここで食事をした人だけに提供されるものなので

一度は味わってみたかった。


そして最後のデザート。

プリンを凍らせたお菓子、カタラーナ。





飲み物はコーヒーを選びましたが

紅茶は奈良産紅茶とか


国産紅茶を味わったことがない人にはオススメです。










町屋を改装した古民家の落ち着いた雰囲気で

ゆったり時間を過ごした私たち


この後、この日のメイン正倉院展へいくのですが・・・。

もうすっかり、奈良を堪能した気分でした。