昨日、新聞を読んでいたオットさんが
「堺で、都会ではめったに見られない花が咲いたと載っているよ。」
見ると堺市都市緑化センターの「オオヤマレンゲ」でした。
[それなら、去年見に行ったよ!]
去年、最後の有終の美を飾る一輪に出会えたのでした。
昨日、今日とテレビでも放映されたみたいで
センターはこの花を見にきた人でにぎわっていました。
こんな大きなカメラを持った人たちが大勢。
どんな風に写すのか、気になるわあ。
花はこちらでもご覧くださいね。
久しぶりにGOOブログに更新しました。
緑化センター、次はここに乱舞する蛍見物ですね。
オオヤマレンゲは利休が選んだ七つの花(利休七撰花)のひとつで
奈良の大峰山のような標高の高いところで見られ
都会ではめったに見られないのです。
大峰山の自生のオオヤマレンゲは天然記念物です。
緑化センターでは今月はじめから開花し、見頃を迎えています。
下向きに咲いた、内部に赤いしべを持つ白い花が可憐です。
茶花では蕾を一種活けにし、清高な趣にします。
ちなみに利休七撰花は
虫かり・突羽根・紅万作・角はしばみ・卯つ木もどき・深山しぐれ・山ぼうしだとか。
突羽根はツクバネ、羽子板遊びのつくばね(突羽根)に似た実のことです。