春に降る雨の名前を書き出してみました。

   春雨・春時雨・菜種梅雨・春霖・梅若の涙雨

   木の芽雨・花の雨・桜ながし・催花雨(さいかう)

たくさんありますね。日本語の多彩さと美しさを感じます。


中国では、孟浩然のこんな漢詩が有名です。


  春眠不覚暁 しゅんみんあかつきをおぼえず
  処処聞啼鳥 しょしょていちょうをきく
  夜来風雨声 やらいふううのこえ
  花落知多少 はなおつることしんぬたしょうぞ


誰が作った造ったのか知らなくても最初の一行は特に有名です。

今朝は3行目4行目がぴったりな朝を迎えています。

雨でせっかく咲いた花が散ってしまうことに

気をもむのは国が違っても同じなんですね。


雨の歌、たくさんありますが、この歌が好きです。


 文部省唱歌「四季の雨」


  降るとも見えじ春の雨

    水に輪をかく波なくば

  けぶるとばかり思わせて

     降るとも見えじ春の雨






この歌は学校では習っていませんが

歌の会で教えてもらいました。

この曲、前にも書いたかもしれませんね。