＊２０１３年5月2日＊
室生寺は、石楠花の花の寺として名高い。
巡拝するなら、花の時期にと思っていたが
この前の生國魂神社の日付をみて
神仏巡礼の旅もすでに5年になるのだと
ちょっと、ピッチを上げなくてはと思った次第。
すでに多くの方が満願を迎えていらっしゃるし
龍穴を見て、オットさんと落ち合い、入山受付をする。
直通バスで割引券をもらったので600円が500円ですんだ。
ＪＡＦでも同じ割引が受けられる。
御朱印は入ってすぐの納経所でいただく。
時間がなければ、最悪ここで終了にするつもりであったが・・・
室生寺の仁王門に着いたのが２：５０
駆け足で五重塔まで行くことにした。
とはいえ、ご覧↓のように
鎧坂とよぶ階段を駆け上がることは出来ない。
またまたオットさんとは別行動に・・・
金堂
国宝の建物に、国宝の釈迦如来像などが
惜しげもなく？拝観し、拝ませていただける。
女人禁制とした高野山に対し、ここは古くから女人に門戸を開いてきた。
その懐の大きさがこの仏様たちに現れているように
ふくよかで、おおらかな気配のする仏様たちだった。
弥勒堂
この中の、釈迦如来様、好きだわ。
本堂
向かって右に、室生寺はじめ各地の社寺の復興に尽力した
桂昌院（けいしょういん・五代将軍徳川綱吉の生母）の五輪塔が立っている。
この階段を上がると五重塔ですが・・・
階段下から見上げたり、皆さん、いろいろな場所アングルで写真を撮っておられる。
こうして見上げると大きく見えるが、真横に行くと案外小さい。
この塔は平成10年台風で大壊し、全国からの義援金で
2000年秋元通りの姿に修復された。
上から撮って見る。
これが私の五重塔
ここから奥を見上げると、奥の院へと続く参道
見事な杉木立に、急な石段が延々と続いている。
時間のことを考えてここで下ることにした。オットさんも気になるし
奥の院へは無明橋をわたり、さらに400段ほどの階段があるらしい。
天然記念物のシダや石仏、太古室生火山群の溶岩が噴出・凝結した岩塊も未練があったけれど。
やっぱり、一日一個の御朱印をいただいて、じっくりゆっくり巡るのが性に合っているようだ。