金堂回廊からの眺めです。
左から金輪堂、本坊、鐘楼、延命大地蔵、そして天空の大舞台
天空の大舞台からのパノラマ
右手に摩耶山を開かれた法道仙人石像がちょこっと写っています。
花山院御製の歌碑
山の名を仏の母ときくからは
これぞまことの慈悲のみなかみ
摩耶山天上寺は、古くから郷土の俳人に親しまれていましたが、蕪村とその一門の俳人や文人がしばしば往来するようになり、広くは行く野山として全国に知られるようになりました。
菜の花や月は東に日は西に 蕪村
菜の花や摩耶を下れば日の暮るる 同
やどり木の目を覚ましたる若葉かな 同
初句は蕪村の代表句の一つですが摩耶詣での帰途、すなわち摩耶山の中腹あたりで
想いを得て詠んだ句と伝えられています。
(山御堂 摩耶山天上寺パンフレットより)
菜の花や月は東に日は西に 蕪村
碧天の摩耶に五月の来たりけり小路 紫峡
浴びるほどとは峰寺の時鳥(ほととぎす) 山田弘子
たんぽぽや少年の日のいつかなし 林 大馬
なつかしの濁世の雨や涅槃像 阿波野青畝
夕焼けて西の十万億土透く 山口 誓子
筒鳥の鳴く摩耶の坊借りにけり 五十嵐 播水
仏母たりとも女人は悲し潅仏会 橋本 多佳子
さらに、
極楽はここらよ春の忉利天(とうりてん) 窓雨
横向きに仏を拝むさくら哉 一音
頬杖の聞くともなしに虫のこゑ 伊藤 虚舟
が、境内にあるそうなんですが・・・
私が写したのは後これだけで・・・読めないし・・・
中途半端なことをしてます