線香をくゆらせながら書いてます。
「天平のかほり」
正倉院展に行ってきたお友達のお土産です。
いつもはお友達に買うほうが多いのに、もらってみるとうれしいものですね。
今年は 蘭奢待(らんじゃたい)などお香に関する出品が多いので
是非にと思っていましたが
行けなくなって、お友達に券を差し上げました。
蘭奢待(らんじゃたい)
大きさ一抱え、長さ八尺の木が淡路島に漂着した。
薪にしようとしたところすばらしい香気がしたので朝廷に献上された。
聖徳太子が推古天皇に奏上し、聖武天皇が命名という香木。
正倉院御物の中で、一番関心のあるものでした。
14年ぶりの公開らしいが、また見る機会があるだろうか。
とても残念でした。
蘭奢待(らんじゃたい)は伽羅(きゃら)の朽木だそうです。
伽羅は沈香(じんこう)など香木の中でも最高級のものです。
正倉院展の外に香りの体験コーナーがあるそうです。
伽羅や沈香が楽しめるそうですよ。
正倉院展は14日までです。
「天平のかおり」の中に伽羅が含まれてるかどうかわかりませんが
何か古の和の香りがします。