*2011・10・13*
古来より、東北の方角を「鬼門」と呼び、恐れられていました。
平安京が定められてから65年後、
吉田神社が都の東北東山36峰のひとつに数えられる吉田山に創建されました。
吉田神社へは東一条からの表参道、今出川通りからの北参道、
神楽岡通りからの古い家並みをとってくる道、竹中稲荷参道を通ってくる道など、
吉田山の自然や社寺・史跡を楽しみながらお参りできます。
私たちが上がってきた南参道の鳥居は、山陰社に出ました。
料理、飲食の神様を祭っています。
春日の神霊は神鹿に召して渡御されたといういわれの神鹿像
横にある「さざれ石」
「君が代は千代に八千代に細石の~♪」のさざれ石です。
本宮です。
そして全国の神様を祭っているという「大元宮(だいげんぐう)」があります。
龍澤池という名の池もあります。
参道途中で出会う人は、これらの道を生活道としていたり、
ウォーキングしたり、子供たちが遊んででいたり
はたまた、デートコースとして、隠れ家的な素敵なカフェがあったり、
お茶室などもあってイベントに活用したり
この山を存分に楽しんでいるようです。
京大の裏山ですから、「紅燃ゆる碑」があったりします。
句碑や歌碑もありました。
三角点(さんかくてん)とは三角測量に用いる際に経度・緯度・標高の基準になる点のことである。
神楽岡通りに下りるとき、如意が岳(大文字山)と真如堂の塔が見えました。
この神社はもう一度ゆっくりとお詣りしたい神社のひとつになりました。