ランチをゆっくりしたおかげで、通天閣へ行く時間がなくなった。
岸田劉生の麗子像を見るために、美術館へ急ぐ。
この路は何度も通っているのに、通天閣を意識したことがなかった。
「通天閣高い!・・・・」と、その次は覚えていないがメロディ♪が頭に浮かぶ。
後で調べてみると、こんなしりとり歌であった。
通天閣高い
通天閣高い 高いはバナナ バナナは青い 青いはゆうれ
ゆうれは怖い 怖いは病気 病気はうつる うつるは鏡
鏡は割れる われらは日本 男子なり
でも、低い!!
美術館前のイチョウの実、銀杏ギンナンが黄色くなっていた。
麗子像を見るのに、劉生の作品があまりにも多くて、なんだか疲れてしまった。
出口について、空が見えたとき、ほっとした。
変わった雲がいっぱい広がる空と通天閣を、じっくりともう一度眺めた。
フェルメールの小道と名づけられた道を通って出口のほうへ。
何の実でしょうか?
なにやら、賑やかなマーチが聞こえてきた。
大阪初のドイツビールの祭典「オオサカ オクトーバーフェスト 2011」が開催されていたのでした。
オクトーバーフェストは、1810年にミュンヘンでスタートしたビールの収穫祭。毎年秋、16日間にわたり開催され、世界中から600万人以上が訪れる世界最大のビールイベント。東京・日比谷公園、横浜・赤レンガ倉庫、名古屋・久屋大通公園など各地で開かれている。
会場では5銘柄のドイツビールや、ソーセージやプレッチェルなどドイツ郷土料理を提供する店が並ぶ。ステージでは、ドイツの楽団による民族音楽の演奏。パフォーマーによる大道芸も予定。
ビールの提供時は、グラスの使い捨てなどを防ぐ目的で1,000円を預かり、グラスの返却時に返金するシステム。
帰りの地下鉄の中で知ったことでした。
遅くなるって家にメールしてたのに、ここでゆっくりすればよかったと後で後悔。
まっすぐ家路に急いだ「お利口」主婦二人でした。