造士 貴之さんは、サンフランシスコの北に位置するセバストポル在住の木彫士です。彼の作品のモチーフは、仏教の伝統をその基礎としています。彼が初めての仏像を彫ったのは1981年のこと。平和運動の一環として、ロサンジェルスからニューヨークまで9,000キロ以上の道のりを歩きながら、8ヶ月をかけて自分自身の仏像を彫りあげたのが、木彫士としての出発点となりました。それから30年、彼の作品は仏教美術の枠を超え、独自のスタイルを築き上げています。このビデオは、造士氏の木彫士としての軌跡と作品を簡単に紹介するものです。ご覧くださいませ。