今時分、生垣や公園などでよく見かける花です。
朝咲いてその日に終わる一日花で、一期一会の趣があって茶花として喜ばれる花です。
千利休にも愛されました。
冬の茶花の主役が椿なら、夏はこの木槿でしょうか。
調べたところによると、韓国の国花だそうです。
一日花なので「槿花一日の栄」などといわれる。
夏の季語にないので調べると秋の季語でした。
白の底紅の「宗旦(そうたん)槿」は千家三代目の玄伯宗旦が愛用したので
付けられた名前です。
金水引と一緒に鶴首の花入れにいけると、凛としてステキですね。